ハードロックカフェ福岡 移転前最後のCOUNTDOWNライブ!
15年の感謝を込めて ハードロックカフェ福岡恒例のカウントダウンライブ
今回のライブレポートは、ハードロックカフェ福岡で2015年12月31日に行われた恒例のカウントダウンライブについてです。
百道エリアから博多エリアへの移転が決まっているハードロックカフェ福岡。過去15年間、ソフトバンクホークスの本拠地、ヤフオクドーム近くに位置する「ホークスタウン」内で営業を続けてきました。
別れを惜しむかのように多くの人達が来店し、音楽ライブだけではなく食事や様々な催しを楽しみました。
今回は当日のイベントの様子を皆様にご紹介します!
※「ハードロックカフェ福岡COUNTDOWN2015-2016」はLiveConG運営元、ユーズピップ(株)が企画を担当。
開始前から長蛇の列 HRCならではのおもてなし
この日は悪天候が予報されていましたが、開場前から多くの人達がハードロックカフェ(HRC)福岡へと足を運び、お店の外で長蛇の列を作っていました。
外で待つお客様にスタッフが温かいコーヒーを差し入れるといった振る舞いもあるなど、開場前から楽しげな声が溢れました。
そして午後10時に開場。お客様たちが一気に店内へ来場します。HRCのスタッフと、DJ NOMAによるミュージックでお出迎え。
開演へ向けて会場の熱が少しずつ高まっていくのを肌で感じました。
店内に並べられたハンバーガーやローストビーフなど、HRCならではのボリューム満点の料理もカウントダウンライブの楽しみの1つ。
来店したお客様たちはビュッフェ形式の料理とドリンクで、開演までの時間を各々有意義に過ごしていました。
映像演出によりライブを盛り上げ!
今回のカウントダウンライブは、映像を使って生演奏の素晴らしさを伝えるといった、新たな試みがありました。
ハードロックカフェでは普段、店内にあるたくさんのモニターに歴代ミュージシャンのPVなどの映像が流れています。
それらのモニターを活用し、複数台のカメラからの映像をモニターにライブで中継するのです。
出演アーティストの表情や会場の様子がHRC内の全モニターに映し出されました。
店内のどの位置にいてもライブの模様が見れるようにした今回の演出。
座席間の格差が減っただけでなく、より会場全体にエンターテインメントの要素が加わったのではないかと思います。
ライブのスタートは…突然のダンスパフォーマンス
午後10時20分、店内の照明が暗くなり、スポットライトに照らされた先には突然立ち上がって踊り出す人が。今回のカウントダウンライブのスタートはフラッシュモブ的なダンスパフォーマンスでした。次々と踊り出したのは福岡県内を中心に活動しているダンスグループ「at dust」のメンバーです。最後の曲では、お客様も巻き込んだ全員でダンスが行われました。
毎年開演直後には独特の緊張感があり、心も体もほぐれていないお客様もいます。今回は最初に簡単なダンスを取り入れることで、次のプログラムに勢いがつくことになりました。
今回のメインMCはお笑い芸人の町田隼人&Justin
ダンスパフォーマンスの後、専属MCJustinに紹介されてステージに現れたのはお笑い芸人の町田隼人。
町田隼人の登場とMC2人のやり取りに会場の熱は更に上がっていきました。
Waterlooのパフォーマンスに湧く会場
続いてのアーティストは以前のライブレポートでも紹介したシンガーソングライターのWaterloo。
Waterlooの持ち味は何といっても日本人離れした歌声!ハードロックカフェ福岡のアメリカナイズな店内の雰囲気と相性は抜群です。
ギターと歌だけの引き語りでしたが、会場が日本ではないのではないか、と錯覚をするほどWaterlooの世界観が会場を包み込んでいきました。
往年の名曲のカバーなどを歌い上げ、少しずつカウントダウンへ向けて会場のボルテージが上がっていきました。
音楽だけじゃなく、お笑い芸人が「ネタ」でも会場をわかす
Waterlooの後に出演したのはミュージシャン…ではなくMCを務めるお笑い芸人の町田隼人。
朝倉高校の体操服に身を包み登場した町田隼人を見た会場からはそれだけで笑いが起こりました。
毎回恒例のハート型のふくらはぎ芸を披露した後、出身である朝倉市のあるあるネタを披露しました。
フリップを使って朝倉市の写真を次々に出してコメントを入れる町田隼人。
朝倉市を知らない人も多くいましたが、マニアックなそのツッコミが会場の笑いを誘っていました。
Taishiバンドが登場!カウントダウンへ向けて盛り上がる会場
今回のカウントダウンライブ最後の出演は、福岡県内外で活躍するシンガーTaishi。
今回は7人編成のバンド(ボーカル、サブボーカル、キーボード、ギター、ドラム、ベース、トランペット)で登場です!
これまでのパフォーマンスで温められてきた空気を更に熱くするような名曲カバーやオリジナル曲の演奏。
Taishiの表現力溢れる歌声も素晴らしいものでしたが、まるで歌うことが楽しくてしょうがないような笑顔が印象的でした。
MCでは突然、ドラマーが「楽天カードマン!!!」とシャウト。
何事かと思いましたが、本当にCMの声をやっている人ということが判明し、会場がどよめきました。
演奏だけではなく、MCでも魅せるTaishiバンドでした。
最後には名曲「isn’t she lovely」を演奏し、お客様もバンドも一緒になって合唱。
いよいよ2016年まで残り10分となりました。
そして、2016年へ向けてのカウントダウン!
MC・出演者がステージへと集まりカウントダウンへ向けてのトークが展開されました。
専属MCのJustinが会場を煽り、それに応えるかのように更に会場の熱も高まっていきます。
全員がジェット風船を膨らませ、準備は完了。その時はやってきました。
10秒前から全員でカウントダウンのコールを始め、2016年を迎えた瞬間、店内に色とりどりのジェット風船が飛びまわりました。
毎年恒例のギターでの鏡割り&抽選会
HRCカウントダウンイベントでの恒例行事のもう一つとして、ギターを使った鏡割り、というものがあります。
通常は木槌で叩いて行うところをギターで行うあたりがハードロックカフェならではのこだわりです。
今回はハードロックカフェ福岡のマネージャーが鏡割りを行いました。
最後にはハードロックカフェのグッズが当たる抽選会も行われ、高価な商品が当たったお客様は新年早々、大満足の笑顔で商品を受け取っていました。
ハードロックカフェ福岡 15年の歴史に幕 移転してパワーアップ!
百道エリアにオープンして以来15年もの間、音楽が好きな人、そうでない人からも愛され続けたハードロックカフェ福岡。
2016年3月31日をもって一旦閉店し、4月27日より博多駅前に移転オープンします。
より交通の便が良くなり、多くの人々が集まる博多に移転するハードロックカフェ福岡。
間違いなく、パワーアップして福岡の音楽シーンを盛り上げてくれることになると思います。
次回新天地でのカウントダウンライブも大いに期待したいですね。