Report ライブレポート

【秦基博】セトリとライブレポート 10周年ライブ開催!

今や知らない人は居ないほどの大人気シンガーソングライター”秦基博”。
体感的に、一日中テレビを付けていたら彼の曲を聞かない日はないのではないでしょうか?

そんな彼は、デビューから10年経ってさらに勢いが増し、2016年11月からは10周年記念の単独アリーナツアーを開催。
その中で、今回の10周年記念スタジアムライブの開催が発表され、ファンはひたすらこの日が来ることを待ち望んでいました!

2017年、5月4日に秦の地元・横浜で「HATA MOTOHIRO 10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STADIUM」と題され、開催された今回のライブ。バンドセットの第1部「All Stars Pieces」と弾き語りの第2部「GREEN MIND」による2部構成で行われました。

 

第1部「All Stars Pieces」を支えたバンドメンバーは皆川真人(Key)、弓木英梨乃(Gt)、鈴木正人(Ba)、あらきゆうこ(Dr)の4人。そこに弦楽八重奏の佐藤帆乃佳ストリングスを加えた豪華な顔ぶれとなっていました。

豪華なバンドを従えた第1部「All Stars Pieces」

横浜スタジアムでのライブということもあり、バンドメンバーと秦はウグイス嬢のコールで舞台へと登場しました。

第1部で披露したのは全部で14曲。現在ドラマ主題歌になっている「Girl」や映画のタイアップとして作られた「言の葉」などの人気曲が盛りだくさんでした。

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筆者が個人的に印象に残った曲は「プール」です。彼の声には優しさだけではなくどこか寂しさがあると感じているので、その孤独感が顕著に表れるこの曲はお気に入りです。

この曲は秦基博・皆川真人・弓木英梨乃の3人で演奏していたため、編成がシンプルな分、それぞれの楽器が生み出すメロディの美しさが際立っていました。

秦基博の真骨頂!弾き語りの第2部「GREEN MIND」

「GREEN MIND」は2008年から続くアコースティックライブのシリーズです。秦基博と言えば弾き語り!シンプルな編成が彼の作る曲と歌声を引き立てます。

 

名曲「アイ」から始まった第2部で披露されたのは13曲。秦の楽曲の中で最も多くの人に歌われたと語る「ひまわりの約束」もここで披露されました。スタジアムシートに映されたひまわり畑のプロジェクションマッピングは圧巻でした!

最後に歌われたのは「鱗(うろこ)」。秦は、鱗を歌う前に、今回のライブでは全国から横浜にファンが集まったが、今度は秦自身が会いに行くということをスタジアムに集まった大勢のファンに向かって語りました。

 

君に今 会いたいんだ 会いに行くよ

たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても

鱗のように 身にまとったものは捨てて

泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ

秦基博「鱗(うろこ)」

 

そんな思いを聞いた後に聴くこの曲の歌詞は、2万5000人のファンの心にしっかりと響いたことでしょう。10周年の節目を迎えた秦の再出発への決意がこもった演奏でした。

 

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アンコールではあの曲が!!

観客からのアンコールに応え、披露したのは「月に向かって打て」と「70億のピース」でした。

特に「月に向かって打て」はこのハマスタで聴けると思っていた人は多かったでしょう。かつて少年時代に野球選手になることを夢見ていた秦基博。ミュージシャンとして夢の舞台に立つことができた喜びを語っていました。

 

ライブの最後を飾ったのは「70億のピース」です。秦は「お客さん1人1人のことを感じたい」とスマホのライトをステージへかざすようにリクエスト。2万5000人がともす光が幻想的な夜を作りました。

 

筆者がピックアップしたい1曲は?

好きな曲ばかりのセトリだったのですが、筆者が特にグッと来たのは「朝が来る前に」でした。

 

この曲は秦がデビューする前から大事にしている曲です。今回のライブは10周年ということもありとても気持ちのこもった演奏をしていたのですが、「朝が来る前に」はさらに1段階気持ちを込めて歌っていた印象がありました。

秦のライブはいつも完成度が高く、ライブ盤を発売するほど。そんな彼の歌声が少し裏返った場面がありました。ライブに行っていた人は気づいていたでしょうか?感情が昂っていることがわかり、彼にとって大事なライブで大事な曲を生で聴けていることに感動しました。

 

2009年の映像ですが「朝が来る前に」の弾き語りバージョンが動画で見ることができるので、少しでもライブの雰囲気を味わってみてください!

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最後に10周年記念ライブのセトリ全29曲を公開!

最後に今回のライブのセットリストを公開します。

 

▼第1部「All Stars Pieces」

01. 今日もきっと

02. SEA

03. キミ、メグル、ボク

04. Girl

05. 虹が消えた日

06. 水彩の月

07. プール

08. 青

09. Halation

10. 花咲きポプラ

11. スミレ

12. スプリングハズカム

13. 言ノ葉

14. 水無月

 

▼第2部「GREEN MIND」

01. アイ

02. シンクロ

03. Sally

04. 嘘

05. 未発表曲

06. Dear Mr.Tomorrow

07. 風景

08. グッバイ・アイザック

09. Q & A

10. 透明だった世界

11. 朝が来る前に

12. ひまわりの約束

13. 鱗(うろこ)

 

▼アンコール

01. 月に向かって打て

02. 70億のピース

 

秦基博の歴史をなぞるような29曲が披露されました。

ライブレポートは公式サイトでもされているのでこちらもチェックしてみてください!

 


今回は秦基博10周年ライブのレポートをしました。

彼のライブが作品として完成していることが少しでも伝わったら嬉しいです!

新たな門出を迎えた彼の今後の楽曲やライブにも注目したいですね。

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