今「福岡」のバンドシーンが熱い!注目インディーズバンド6選
NUMBER GIRL、スピッツの草野マサムネ、YUIといった有名アーティストを多数生み出してきた九州の中心地・福岡。
音楽の街としても知られる福岡では、今でも多くのアーティストが活動しています。
特にバンドについては、日本の音楽の中心地である東京や大阪とはまた一味違ったシーンが作り出されていて、個性的なバンドたちが集まっています。
今回は、そんな福岡のインディーズバンドシーンから、特に話題のバンドたちを紹介します。
どのバンドもそれぞれが個性的な魅力をもった、実力派ぞろいです。
ユアネス
メロディアスなギターフレーズを主体に、ストーリーが脳裏に浮かぶような世界観を叙情的に描くバンド「ユアネス」。
2018年3月には初の全国流通盤となるミニアルバム「Ctrl+Z」をリリースし、今福岡でも最も注目を集めるバンドのひとつです。
「歌もの」ロックとして純度の高い楽曲が特徴で、伸びやかなボーカルを引き立てながらもリードギターやベースがテクニカルなプレイでアクセントを加えて、ドラムが緩急のあるリズムで曲全体を表情づけています。
王道の邦楽ロックサウンドの中にもしっかりと個性やストーリーが生み出されていて、歌詞をじっくりと読みながら聴きたくなる世界観が魅力です。
about a ROOM
「about a ROOM」は、明るくキャッチーな楽曲と経験値に裏打ちされた確かなライブパフォーマンスで高い人気を集める4人組ロックバンドです。
活動歴も長く、福岡のギターロックシーンを代表するバンドとして広く知られています。
リズム隊が生み出すどっしりしたグルーヴにリードギターが美味しいフレーズを乗せていて、そんなハイセンスなサウンドの中にもロックバンドらしい熱さが時おり垣間見えて心にぐっと来ます。
Eat Scene
ここ最近の福岡バンド界隈でぐんぐん知名度を高めているのが「Eat Scene」です。
サウンドは邦楽ギターロックの王道ど真ん中を走っていて、キラキラとした疾走感あふれる音楽性が多くの人を魅了しています。
キャッチーなギターフレーズやサビのボーカルメロディは、一度聴くだけで強烈に耳に残ります。
「RO JACK for ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」でも入賞を果たすなど、福岡バンドシーンでも最重要の若手バンドといえるのではないでしょうか。
aint
福岡県久留米市発の「aint」も、今の福岡バンドシーンを語る上で欠かせないバンドです。
オルタナティブロック、ポストロック、ハードコアなど多彩なジャンルを取り込んで自分たちの色として昇華させた楽曲は、テクニカルな演奏と激情をぶちまけたサウンドで聴き手の感情をかき立ててくれます。
2017年に開催されたUK.PROJECTのオーディション「Evolution! Generation! Situation! Vol.2 supported by Eggs」でグランプリを獲得し、九州だけでなく全国的な知名度も一気に高めています。
AZLiGHTZ
重めのオルタナティブロックやエモ、アニソンなどのジャンルをベースにした音楽性で注目されているのが「AZLiGHTZ」です。
テレビアニメ「アニメガタリズ」の挿入歌や「メカウデ」のエンディングテーマに起用されるなど、他のバンドとは一味違った方向からのアプローチでアニメファンからも大きな人気を集めています。
福岡バンドシーンでも個性派として目立っていて、これからの活動にますます期待が高まりますね。
パノラマメロウ
「パノラマメロウ」は、儚い女性ボーカルと繊細なサウンドでダウナーな空気感を描いているバンドです。
楽曲とライブパフォーマンスの確かなクオリティで九州を中心にじわじわと注目を集め、スピッツの草野マサムネがイチオシのバンドとして紹介したことでも話題になりました。
ネガティブで暗い世界観の中に光る感情の変化が印象的で、ゆったりした叙情的なサウンドは、いつまでもその中に浸っていたくなるような不思議な心地よさがあります。
アップテンポなものからダウナーなものまで、明るいものからダークな雰囲気のものまで、様々な音楽性のバンドを紹介してみました。
どのバンドも、今の福岡の音楽シーンの中で際立った存在感や個性を放っているバンドばかりです。
彼らがこれからますます知名度を高めていく前の今のうちに、ぜひ一度チェックしてみてください。
そして、これをきっかけに福岡のバンドシーンに注目してみると、たくさんの新しい音楽との出会いがありますよ!