BAND-MAID Saikiのボーカル⼒
画像出典:https://youtu.be/RCaeUkrItyY
「メイド」をコンセプトにした可愛らしいビジュアルと、それとは裏腹に重厚でテクニカルな音楽性で注目されている5人組ガールズバンド、BAND-MAID。
本格ハードロックバンドとして国内外から多くの支持を集めている彼女たちですが、最大の特徴である楽器隊の激しいサウンドに、感情やメッセージをダイレクトに注いでいるのが、ボーカルSaikiの歌声です。
小学4年生のときに安室奈美恵に憧れて歌い始めた彼女は、ダンスミュージックからバンドサウンドまで幅広く聴いて育ったといいます。
歌い方からステージ上でのパフォーマンスまで、彼女のボーカルとしての立ち振る舞いには安室奈美恵の影響が強く表れているそうです。
その後は黒猫チェルシーや毛皮のマリーズ、挫・人間といった昔ながらのハードロック色の強いバンドに魅了されたというSaiki。
現在はご存知の通り、BAND-MAIDのボーカルとしてセンターに立ち、堂々とした歌とパフォーマンスでステージを引っ張っています。
そんな彼女のボーカルとしての魅力をバンドの楽曲を通して迫っていきましょう。
BAND-MAIDを支えるSaikiの力強い歌声
Saikiのボーカル力として真っ先に注目したいのが、その歌声の「力強さ」でしょう。
重厚なサウンドを持ち味とするハードロックというジャンルの特性上、ボーカルには楽器隊に負けないパンチやパワーが必要になります。
彼女の歌声は、そんなハードロックボーカルとして文句なしの迫力を誇っています。
曲の中心を貫くような骨太な歌声は、BAND-MAIDというハードロックバンドの顔を務めるにふさわしい力強さです。
彼女の魅力を語るのに、「かっこいい」以外の言葉は不要だと感じさせられます。
パワーの中に見られる艶やかな色気もSaikiのボーカルの魅力
Saikiの歌声のかっこよさには、ロックサウンドの中でも負けない力強さだけではなく、女性らしい艶やかな色気も欠かせない要素として含まれます。
感情の高まりを抑えてじっくりと聴かせるAメロやBメロ。そこから一気に激情を爆発させ、その中にも一筋の切なさを散らしたサビ。
しなるように緩急をつけた歌い方には、人間らしく生々しい熱量を感じさせます。
歌の裏に寂しさや不安といった感情が確かに見えることで、凛とした表情が印象的な彼女にも、まるで少女のような儚さがうかがえます。
時おり見せるそんな一面も、BAND-MAIDの描く激情の世界観に欠かせない人間味になっているのではないでしょうか。
BAND-MAIDのフロントを飾るパフォーマンス力にも注目
ボーカルとしてのSaikiの魅力は、歌だけではありません。
激しい動きでステージを盛り上げるパフォーマンス力も、BAND-MAIDのフロントの中心に立つボーカリストとしての、重要な「ボーカル力」のひとつと言えるでしょう。
歌を始めるきっかけになった安室奈美恵から、ステージ上での立ち振る舞いも学び取ってきたという彼女。
そんなバックグラウンドが確かに感じられる堂々としたパフォーマンスは、BAND-MAIDが「バンド風アイドル」ではなく「本格ハードロックバンド」と評価される上で欠かせない要素になってきたのではないでしょうか。
MVやライブでは、マイク1本と自分の両手足だけで受け手の感情を高ぶらせる彼女の高い表現力がうかがえます。
圧倒的な歌声と合わさって、見とれてしまうようなかっこよさが感じられますね。
以上、BAND-MAIDのボーカルSaikiの魅力に迫りました。
「世界的に人気を集めるハードロックバンドのボーカリスト」という重要なポジションを担う彼女の「ボーカル力」は、確かな表現力とパワーを兼ね備えた歌声と、ステージを熱く盛り上げるパフォーマンス力が両立することで成り立っています。
本能的に感情を高ぶらせる重厚なサウンドの上に彼女のエモーショナルなボーカルが流れているからこそ、国内はもちろん、海を越えた世界中でこれほど熱狂的な支持を集めてきたのではないでしょうか。
まさに世界レベルの魅力を持っている彼女の歌声、そしてBAND-MAIDというバンドの世界観は、これからも要注目です。
現在進行形で魅力が増していく彼女たちの今後に、さらに期待が高まりますね。