技巧派バンド"Suspended 4th"の魅力
画像出典:https://youtu.be/F9DWCjF4tjs
名古屋発の4人組、Suspended 4th(サスペンデッド・フォース)。
ライブハウスのみならず、路上ライブや野外イベント、地域イベント、学校での公演まで、場所を選ばないスタイルで「ライブ」を重要視して活動してきました。
そんな根っからのライブバンドである彼らの最大の魅力は、言うまでもなく熱いパフォーマンスと、生演奏で培ってきたテクニックです。
絶妙なアンサンブルで高揚感を生む楽曲のひとつひとつから、「ライブ」という生の舞台でしか味わえないセッション形式のパフォーマンスまで、圧倒的な演奏力で観る人にインパクトを与えてきました。
そして、ここ最近のリリースが大きな話題になり、その知名度は全国区に広まりつつあります。
そんなSuspended 4thの魅力を体感していきましょう。
バンドの知名度を一躍跳ね上げた”ストラトキャスター・シーサイド”
Suspended 4thの活動で大きな転換点になったのが、2018年6月に公開された「ストラトキャスター・シーサイド」です。
SNSを中心に瞬く間に話題になったこの曲は、公開から3か月で30万再生を突破しています。
それだけの「バズ」を引き起こした一番の要因は、なんといっても圧倒的なバンドサウンドにあります。
ベースが16分で刻むサムアップ&ダウンから始まり、そこに邦楽離れしたグルーヴのドラムが乗り、洋楽オルタナティブの色味が強いギターが乗り……という形で展開していくイントロは、聴き手の感情をを否応なしに高ぶらせます。
そこからの展開も盛り上がりっぱなしで、特に尋常じゃない手数で絡み合うリズム隊の心地よさは、脳内にアドレナリンを直接流し込むような興奮を呼び起こします。
この3分15秒だけでSuspended 4thの知名度を跳ね上げたのも納得の、強すぎる説得力を持った名曲です。
全て「一発録り」でバンドの圧倒的な実力を示した”Betty”
「Betty」のMVでは、ライブバンドとしてのSuspended 4thの魅力が極限までそのまま切り取られています。
というのも、この動画では「レコーディングから映像まで全て1発録り(撮り)」という、かなり挑戦的な試みがなされています。
ゆったりしたグルーヴから徐々にテンションが高まっていき、ハスキーで艶やかなボーカルが入ると、エモーショナルさと心地よさの入り混じった展開へとサウンドが広がっていきます。
その間も「一発テイク」という要素が目の離せない緊張感を生んでいて、映像としてはこれ以上ない「生ライブ感」が描かれています。
叩き上げのライブバンドとしてのSuspended 4thの圧倒的な実力が表れた、ヒリヒリするような6分50秒です。
ド迫力の路上ライブがSuspended 4th最大の魅力
Suspended 4thの最大の魅力は、なんといってもド迫力の「路上ライブ」にあります。
名古屋市の路上が一番の「ホーム」である彼らは、たくさんの人が行きかう大通りで本格的なライブをくり広げることで、紛れもないライブバンドとして実力を上げてきました。
持ち曲の披露はもちろん、フリーセッションや、動画で披露している「情熱大陸」のカバーなど、通りかかる人の意識を引くインパクト大のパフォーマンスで知られています。
圧倒的なテクニックはこの動画でも健在で、「バンドでの路上演奏」という技術的にも難しい活動でもその演奏力が惜しみなく発揮されています。
いかがでしたか?
とにかく「ライブ感」を徹底的に演出した動画の数々は、「このバンドのライブを生で観てみたい!」と思わせてくれたのではないでしょうか。
グルーヴィーなセッションライブから疾走感あふれるキラーチューンまで圧倒的なテクニックでくり広げる彼らは、オルタナティブロックや攻めのジャズが好きな人なら、度肝を抜かれるインパクトを感じられること間違いなしです。
活動地域が全国に広まりつつあり、これからさらに注目度が高まっていくこと間違いなしのSuspended 4th。
是非一度、その迫力を生で体感してみてください。
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