"plenty"のおすすめの名曲まとめ
画像出典:https://youtu.be/VnrQJ0pAtiw
叙情的でメッセージ性の強い歌詞と、ダウナーで耳に心地のいいサウンドで人気を集め、2017年に惜しまれつつ解散したスリーピースロックバンド、plenty。
歌もの邦ロックファンを中心に大きな支持を集めた彼らの音楽は、解散後の今も色あせることなく親しまれています。
今回は、そんな彼らが残した名曲の中から、特におすすめのものを紹介していきます。
plentyを初めて聴く人にもおすすめ”人との距離のはかり方”
穏やかなサウンドと優しいメロディで聴かせる「人との距離のはかり方」は、バンドのファンからも特に人気の高い名曲です。
しっかりとメッセージ性が込められながらも聴きやすい曲調なので、plentyの曲に初めて触れる、というときにもおすすめです。
生きていく上で永遠のテーマである「人との距離のはかり方」を歌うこの曲では、諦めを感じながらも前へ進み続けよう、人に歩み寄ろうとし続ける決意が描かれています。
plentyの代表曲として知られる”蒼き日々”
「蒼き日々」は、YouTubeでのMVの再生回数が5000回以上と、plentyの代表曲として知られる一曲です。
自己嫌悪や葛藤にまみれながら、夜という暗闇に包まれた時間の中では「僕だけが正義」と安心できる。
そんな歌詞は、夜という時間が持つ不思議な優しさ、そこに浸る心地よさといった、誰もが一度は体感したことのある感情を描いています。
普遍的な負の感情に寄り添ってくれる、エモーショナルな名曲としておすすめです。
楽曲自体は王道の3ピースロックバンドのサウンドで、それがより歌詞の世界観を引き立てています。
じっくりと聴き入るおすすめバラード”あいという”
「あいという」は、研ぎ澄まされたアンサンブルと静かな曲展開に、じっくりと聴き入りたくなるplentyのバラードです。
「あい」について描く歌詞は抽象的な表現が多く、ぽつりぽつり呟くようなワードの数々を考えて、気がつくとその世界観に深く入り込んでいる自分に気づきます。
じわりじわりと聴き手の感情を高めていくこの曲は、一人静かな部屋で聴くのがおすすめの名曲です。
ストリングスを導入するなど、バンドとしての変化も楽しめます!
ストーリー性豊かな歌詞が好きな人におすすめ”手紙”
タイトル通り、まるでかつての恋人に書いた手紙のような歌詞が展開されるplentyの「手紙」。
ひとつひとつの表現に独特のセンスが感じられる言葉の背景には、ひとつのストーリーが情景となって浮かび上がってきます。
バンドサウンドに加え、ストリングスを全面的に取り入れた壮大なサウンドと感情に訴えかけるメロディも合わさることで、曲全体がまるで映画のような世界観を築き上げています。
曲の歌詞を重視していて、特にストーリー性のある歌詞が好きな人におすすめの名曲です。
ロックバンドとしてのplentyの一面が見える”枠”
2ndミニアルバム「理想的なボクの世界」に収録された「枠」は、plentyの隠れた名曲としておすすめです。
スローテンポでじっくりと展開される曲が多いイメージですが、この曲は疾走感のあるサウンドが特徴で、彼らの熱いロックバンドとしての一面が表れています。
ガツンとくるインパクトのある曲調ですが、そんな中にも彼ららしい繊細な詞世界や叙情的なメロディといった個性派しっかりあって、後期の曲が好きな人にもおすすめできます。
plentyの初期の名曲”ボクのために歌う吟”
「ボクのために歌う吟」は、plentyの記念すべきデビュー作となった1stミニアルバム「拝啓。皆さま」のリードトラックになった初期の名曲です。
邦楽ロックシーンで知名度が上がってから彼らのことを知ったファンの中には、この曲をほとんど聴いたことがないという方もいるのではないでしょうか。
後期の曲と比べると、より「負」の感情にフォーカスが当たっている印象で、息が苦しくなるほどに自己の内面を見つめる歌詞が緊迫感を生んでいます。
彼らの音楽に触れるときは、バンド活動初期の名曲として是非この曲も聴いてみるのがおすすめです。
以上、plentyの厳選したおすすめ曲の数々を紹介しました。
どの曲にも確固たるストーリーや感情が込められていて、サウンドやメロディなどの音楽面でも、じっくりと聴き入りたくなるような名曲ばかりです。本当に解散するには惜しいバンドでした。
叙情的で心を揺さぶる彼らの音楽は、これからも色あせることなく存在し続けます。
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