Column コラム

パソコン作曲の初心者に必要なおすすめDTM機材まとめ

自宅でパソコンで音楽制作をする「DTM(Desk Top Music)。

編集ソフトやソフト音源の発達で、今では個人が自分の部屋で、パソコン作曲で商業レベルの作品を完成させることもできるようになりました。

 

そんなDTMですが、いざ「自分も始めよう!」と思っても、どんな機材を揃えればいいのかさっぱり分からない、という人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「パソコン作曲の初心者に必要な、おすすめのDTM機材」をまとめて紹介します。

基本的な定番ソフトから筆者の個人的なおすすめまで、初心者向けのものを揃えてみました。

編集用ソフト・機材

パソコン作曲(DTM)を行うためには必須!"DAWソフト"

画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N4BC2ZR

まず必要になるのが、「DAWソフト」と呼ばれる編集ソフトです。

DTMはこのDAWソフトを起動させて、その中で様々な編集プラグインやソフト音源を使用していくことになります。

パソコン作曲では絶対に欠かすことのできない入り口です。

 

DAWソフトには様々な種類がありますが、「Cubase」や「Studio One」など、有名なDAWを購入するのがおすすめです。

メジャーなだけあって使いやすく、使用者人口が多いので分からないことを調べたらすぐに正確な解答が分かり、パソコン作曲の初心者でも扱いやすくなっています。

業界標準のおすすめモニターヘッドホン:SONY MDR-CD900ST

一般的なヘッドホンは、高音や低音を強調したりと、音楽を楽しむために元の音に「味つけ」が加えられています。

ですが、曲の編集作業などもこなすDTMには、フラットな状態の音を聴くための「モニターヘッドホン」という作業用のヘッドホンが必要になります。

パソコン作曲初心者のときから、このモニターヘッドホンでしっかり音を聴きこむ癖をつけるのが重要です。

 

手ごろな価格ながらプロの現場でも使われている、SONYの「MDR-CD900ST」を選べば間違いありません。

パソコン作曲(DTM)には欠かせないインターフェース:UR-22

画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00B19JBW2

PCとモニターヘッドホンをつないだり、楽器をPCに接続してレコーディングするための接続機器「オーディオインターフェース」も必須アイテムです。

 

steinberg社の「UR-22」はシンプルで使いやすい上に、Cubaseの入門版「Cubase AI」が付属してくるので、これからDAWソフトの購入も考えているパソコン作曲初心者には特におすすめです。

パソコン作曲初心者におすすめのプラグイン"WAVES Gold"

DTMで曲を編集するには、イコライザーやコンプレッサーといったミックス・マスタリング用のプラグインが必須になります。

DAWソフトにもこういったプラグインは付属していますが、余裕があれば、編集プラグインの定番「WAVES Gold」を買ってしまいましょう。

質の高い編集用のプラグインが揃っていて、使い方もインターネット上にたくさんアップされているので、パソコン作曲を始めたばかりでも調べながら勉強していくことができます。

 

「編集プラグインといえばこれ!」と言われているソフトで、個人製作レベルならこれさえ買えば他には何もいらない、と言ってもいい万能品です。

パソコン作曲(DTM)に革命を起こした"iZotope Neutron2/Ozone8"

画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B076J7NVMS

パソコン作曲初心者にとっては、曲を音源の形に整えていくミックス・マスタリングはハードルが高い作業です。

そこで活用したいのが、人工知能が自動でミックスやマスタリングをしてくれる、iZotope社の製品です。

 

ミックス用のNeutron2とマスタリング用のOzone8は、どちらもDTM・パソコン作曲初心者にとっては最強ともいえる味方になります。

少し値は張りますが、買えば間違いなく音源のクオリティを数段アップさせられるソフトです。

予算が多めにあれば、ぜひ揃えてみてください。

アンプシュミレーター・ドラム打ち込みソフト

パソコン作曲に必須!”ギター・ベース用アンプシュミレーター”

音量の問題もあり、自宅では「アンプでギターやベースを鳴らして録音」という作業は難しいので、インターフェースでPCに楽器をつないで信号だけをライン録音し、それを「アンプシュミレーター」で加工して、本物のギター・ベースアンプで楽器を鳴らしたようなサウンドを作ります。

 

「Guitar Rig 5」や「AmpliTube 4」「BIAS2」などの有料アンプシュミレーターを使えば、まるで本当にアンプにつないでギターやベースを弾いたかのようなサウンド作りもできてしまいます。そこで作った設定は保存することができるので、いつでも同じ音を出すことができるのもメリットの1つです。BIAS2に至っては、アンプのシュミレートだけではなく、真空管を交換するなどの内部部品までシュミレートできるので、機材の勉強にもなります。

これらのシュミレーターは、音源のクオリティをぐっと上げるためにも、できれば用意してほしいソフトです。

初心者にこそおすすめドラム用打ち込みソフト:"Addictive Drums 2"

画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00W3AYHFY

ドラム打ち込み用のソフトも、有料製品を使うことで音のクオリティがグッと上がります。

 

有名なのはXLN Audioの「Addictive Drums 2」というソフトで、幅広い音作りや豊富なプリセット、シンプルな操作性でパソコン作曲初心者にもおすすめです。

ボーカル録音用マイク/ボーカル用合成音声ソフト(ボカロ音源)

パソコン作曲初心者でも手が出しやすいコンデンサーマイク:NT1-A

ボーカルを録るために、レコーディング向けの「コンデンサーマイク」というタイプのマイクも必要になります。

 

RODE社の「NT1-A」というコンデンサーマイクは、1万円台という手ごろな価格で高いコストパフォーマンスを誇る定番商品です。

初めてパソコン作曲のためにマイクを買う人なら、これで間違いないでしょう。

パソコン作曲といえば..."ボカロ音源"(初音ミクなど)

画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01G6XK6VM

自分で歌わない人は、合成音声、いわゆる「ボーカロイド」など代わりに歌ってくれるソフトを買うのがいいでしょう。

 

ボカロの定番でもある初音ミクは、クセがなく扱いやすい声質で、DAW上で使えるボカロ編集用のソフト「Piapro Studio」も付属してくるので誰でもすぐに使えるボーカル音源としておすすめです。


以上、これからパソコン作曲(DTM)を始める人向けに、必須アイテムやおすすめのソフト・機材を紹介しました!

 

ある程度の初期投資はかかりますが、一度機材を揃えてしまえば、自宅にいながらいくらでも本格的な音楽制作に取り組むことができるのがDTMの魅力です。

 

今回紹介したアイテムをそろえて、あなたもDTMライフへの第一歩を踏み出してみてください!

関連するイベント・ミュージシャン

   

LIVE & EVENT Searchライブ・イベントを探す

フリーワード検索
(ミュージシャン名・ライブ名など)
日付を選択
エリアを選択
ジャンルを選択

Musician Searchライブミュージシャンを探す

フリーワード検索
(ミュージシャン名・ライブ名など)
エリアを選択
ジャンルを選択

Page Up Page Up