バンドのスタジオ練習にいるもの/いらないもの【初⼼者向け】
楽器を買って練習して、バンドを結成していよいよ練習スタジオに入る……そんな「初めてのスタジオ練習」は、初心者にとって、最高にワクワクするものですよね。
ですが、スタジオ練習をやったことがない人は、何を準備して持っていけばいいか、よく分からなくて困ることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「バンドのスタジオ練習にいるもの/いらないもの」を、それぞれまとめて紹介します。
バンドのスタジオ練習にいるもの
楽器(ドラム以外)
バンドのリハーサルで何より欠かせないのが、やっぱり何といっても「楽器」です。
「自分の相棒を大きな音で思いっきりかき鳴らす」というのは、スタジオ練習の醍醐味のひとつですよね。
スタジオによっては、仕事帰りにそのままバンド練習に入る人向けに楽器を貸し出しているところもありますが、基本的には自分の楽器を持っていくのがベストです。
また、弦を弾くための「ピック」も自前のものを持参します。
ただし、「ドラムセット」に関しては、スタジオやライブハウスでは備え付けのものを利用するのが一般的になります。
ギタリスト、ベーシスト、キーボーディストは、自分の楽器を持っていきましょう。
シールド
楽器と合わせて、それらをアンプやPA機器につなぐ「シールド(ケーブル)」も持参が基本になります。
スタジオ練習ではある程度動くことも多いので、長さは最低でも3mほどのものがあるといいでしょう。
また、エフェクターボードを使うギタリストやベーシストは、「楽器とボードをつなぐ用」「ボードとアンプをつなぐ用」で2本のシールドを持っていくのを忘れないようにしましょう。
弦楽器を扱うパートは「楽器」「ピック」「シールド」「エフェクターボード」のセットを持ち運ぶのが基本です。
ドラムスティック
先ほど「ドラムセットはスタジオに備え付けのものを使うのが一般的」と書きましたが、そのドラムを叩く際の「スティック」は、自分のものを持っていきましょう。
バンド用のリハーサルスタジオも、ドラムスティックまでは用意されていないことが多いので、スティックを持参するのが基本です。
ドラムスティックは種類ごとに使い心地がかなり違うので、普段から使う自分のスティックで練習をするのは、生ドラムのプレイに慣れるためにも必須です。
バンドのスタジオ練習にいらないもの(持ち込みすることも可)
アンプ
楽器の音を鳴らす「アンプ」は、スタジオに備え付けのものがあるのでそれを使うのが一般的です。
ギターアンプが2つ、ベースアンプが1つ用意されていることが多いので、編成的にそれ以上のアンプが必要な場合は、スタジオの予約の際に伝えて相談するのがいいでしょう。
また、バンドマンならやっぱり「自分だけのマイアンプを使いたい!」と思う日が来るかもしれません。
持ち運びや搬入が少し大変ですが、マイアンプの持ち込みも相談したら対応してくれるところがほとんどなので、問題なくこだわりのサウンドメイクを活かせます。
マイク/マイクケーブル
ボーカル・コーラス用のマイクやマイクケーブルも、スタジオに備え付けのものがあります。
基本的にはスタジオ1部屋につき3つほどのマイクが用意されているので、バンド的にもっと数が必要な場合は、こちらも事前に伝えておくと当日の準備がスムーズになります。
また、自分のマイクを持っているボーカリストは、もちろん練習でもそれを使うことができます。
ドラムセット
ドラマーでも、「自分用のマイドラムセットを持っている」という人は少ないのではないでしょうか。
練習やライブでは、ドラムセットは備え付けのものを使うことが多くなります。
なので、ドラマーはスティックのみを持っていけば、練習できるようになっています。
ただし、一般的には「スネアドラム」とバスドラムを叩くための「ペダル」に関しては、自分のものを持ち込むドラマーが多くなっています。
最初はスタジオ備え付けのものを使って、ドラムに慣れてきたら、自分のスネアやペダルを買ってバンドマンとしてのこだわりを発揮していきましょう。
バンドのスタジオ練習にあると便利なもの
ここからは、「バンドのスタジオ練習に必須ではないけど、あると便利なもの」を紹介していきます。
筆者の経験をもとにしているので、参考にしてみてください。
レコーダー/カメラ(スタンドも)
バンドのスタジオ練習の様子を録音・録画できる「レコーダーorカメラ」は、便利なアイテムです。
メンバー皆で自分たちの演奏を客観的に見たり聴いたりするのは楽しいし、復習にもなります。
最近ではスマホのマイクやカメラも相当音質よく録れるので、ぜひ練習での演奏を記録してみてください。
また、実際にスタジオに入ると「記録用のレコーダーやマイク、スマホを置く場所」に意外と困ることになります。
固定できるスタンドなども一緒に持っていきましょう。
ホワイトボード
実は、練習には「ホワイトボード」があると重宝します。
ライブのセットリスト(曲順)をメモしたり、バンド全体で合わせるときの注意点を書いて壁などにかけておけば、演奏中にもそれを確認できます。
他にも、曲作りの話し合いなど、ホワイトボードが活躍する機会は多いです。
練習の際は、是非ひとつ持ち込んでみてください。
以上、バンドのスタジオ練習にいるもの、いらないもの、あると便利なものを紹介しました。
初めての練習はとてもドキドキすると思いますが、当日「忘れ物をして演奏できない!」とならないようにしっかりと準備して、楽しく有意義な時間にしましょう。
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