軽快にノレる!おすすめのインディーロックバンドまとめ
アメリカやイギリスを中心に人気の音楽ジャンルに「インディーロック」というものがあります。
レコード会社の「メジャー/インディーズ」とはまた違った意味合いで、ギターの音色を主体にした軽快でポップな音楽性が特徴のジャンルです。
商業音楽のような分かりやすい派手さがうすく、自主活動で自由な音楽を表現しているアーティストが多いことから「インディーロック」という呼ばれ方をしています。
今回はそんなインディーロックバンドから、筆者のおすすめを紹介していきます!
Vampire Weekend
アメリカ・ニューヨーク出身の「Vampire Weekend」は、現代のインディーロックを代表するバンドのひとつです。
ポップでありながらひと癖あるサウンドやメロディが特徴で、遊び心あふれる楽曲で多くのインディーファンの心をがっつり掴んでいます。
ほぼ無名の頃のデビュー作が瞬く間に話題になってビルボードチャートにランクインするなど、デビュー当初から大きな注目を集めて、来日も何度も果たしています。
The Jungle Giants
「The Jungle Giants」は、オーストラリア・ブリスベン出身の4人組インディーロックバンドです。
インディーロックの王道を行く軽快なギターサウンドとノリやすいリズミカルな曲展開が魅力のバンドで、「ネクスト・Vampire Weekend」という評価も得ています。
フォークやカントリー、ダンスロックなどを取り入れた楽曲は、MVでのメンバーの楽しげな表情も合わさって、聴いているうちにこっちまでワクワクしてきます。
聴いていると楽しい気分になれる、良曲ぞろいのおすすめバンドです。
TWO DOOR CINEMA CLUB
北アイルランド出身の「TWO DOOR CINEMA CLUB」は、ダンスロックを基調とした踊れる楽曲が人気のインディーロックバンドです。
日本でも洋楽ファンから人気が高く、来日公演も何度も大盛況をおさめています。
ポップでキャッチーな楽曲は邦楽ファンにも耳なじみが良く、「洋楽を聴いたことがない人におすすめの洋楽バンド」としてもよく紹介されています。
Galileo Galilei
日本からもおすすめのインディーロックバンドを紹介します。
多数のアニメ主題歌なども担当して人気を集め、2016年に惜しまれながら活動終了した「Galileo Galilei」。
初期こそ邦楽ギターロックらしい楽曲が特徴でしたが、活動を重ねるにつれて、インディーロック色が強い音楽性で知られるようになりました。
アニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」のオープニング曲にもなった「青い栞」は、夏の空の下で風が心地よく髪をなでていくような、静かな爽快感のある名曲です。
andymori
最近の日本のインディーロックを語る上で、「andymori」は欠かすことができないバンドです。
「和製リバティーンズ」という評価をされていたandymoriは、UKインディーロックのテイストを邦楽ロックにうまく落とし込んだポップで軽快な音楽性で知られています。
そんな楽曲が日本の若いバンドファンにも広く受け入れられて、大ヒットを記録しました。
andymoriは2014年に解散しましたが、そのメンバー3人とシンガーソングライターの長澤知之をメンバーに加えたバンド「AL」での活動が現在も続いています。
Death Cab for Cutie
アメリカ・ワシントン州出身の「Death Cab for Cutie」は、インディーロック界の大御所として知られる大人気バンドのひとつです。
1998年のデビュー以来、安定して第一線で活躍しながら数々の名曲を生み出してきました。
落ち着いたリズムの中で上質なメロディーとサウンドが奏でられていて、大人の渋い色気を感じさせてくれます。
アルバムごとに様々な表情を見せてくれるところもポイントです。
Satellite Stories
フィンランド・オウル発の4人組ロックバンド「Satellite Stories」は、筆者イチオシのインディーロックバンドです。
ダンスロックのテイストが特徴で、先に紹介した「TWO DOOR CINEMA CLUB」を気に入った人ならきっと好きになれる音楽性です。
邦楽でいうと、初期のKEYTALK等が好きな人にとってはスッと聴きやすいテイストではないでしょうか。
北欧の音楽らしい、爽やかで透明感あふれる雰囲気があるのも特徴です。
以上、様々なテイストのインディーロックバンドを紹介してきました。
あなたの好みにあうバンドは見つかりましたか?
分かりやすい派手さや熱さはあまり見えないかもしれませんが、くり返し聴いて曲の世界観に浸ったり、休日やドライブのBGMとして流したくなったりするような音楽が多いのが特徴です。
軽快でノリやすい音楽性のバンドが多いので、さらっと何度も聴けるのも嬉しいポイントですね。
そんなインディーロックの世界に、ぜひ一度触れてみてください!
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