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心地いい轟音と浮遊感 日本の若手シューゲイザーバンドおすすめ7選

皆さんは「シューゲイザー」というロックのジャンルを知っていますか?

 

シューゲイザーの音楽性は、歪み系や空間系のエフェクターを多用した轟音ギターサウンドで、まるで分厚い壁のような音を作ったり独特の浮遊感を生み出しているのが特徴です。

 

そのジャンル名は「shoe(靴)」と「gaze(じっと見る)」という単語を組み合わせていて、轟音ノイズギターを主体にしたあるバンドのボーカリストが、足元に置いた歌詞のメモを見て下向きで歌っていたのが「シューゲイザー(靴を見る人)」という名前の由来と言われています。

 

あまりメジャーシーンには出てこないシューゲイザーというジャンルですが、最近の邦楽バンド界では、このジャンルになじみがない人でも聴きやすいシューゲイザーバンドが続々と登場しています。

 

今回は、そんな日本のおすすめシューゲイザーバンドを紹介していきます。

17歳とベルリンの壁

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まず紹介するのは、日本の若手シューゲイザーバンドの中でもトップクラスの注目を集めている「17歳とベルリンの壁」です。

 

不思議なバンド名が印象的な彼らですが、「17歳」という若々しい響きと「ベルリンの壁」という少し冷たい響きの名前どおり、みずみずしくて浮遊感のある音楽性がその魅力です。

 

轟音ながら温かみのあるノイズギターとキラキラしたクリーンギターのフレーズが爽やかな風を吹かせていて、透き通るような青空にフィルターをかけて眺めているような世界観が生み出されています。

 

明るくて聴きやすい音楽性の曲が多いので、シューゲイザー初心者にもおすすめのバンドです。

揺らぎ

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関西を拠点に活動する「揺らぎ」も、日本のインディーズシーンで注目を集めているおすすめのシューゲイザーバンドです。

 

ドリープポップなどの要素も取り入れた王道のシューゲイザーサウンドは、聴いているとまるで異世界の風景の中に連れていかれるようで、どこか夢心地になる不思議な気持ちよさがあります。

 

どこか遠くで鳴り響いているような、儚げな女性ボーカルも聴きどころです。

ナカノイズ

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東京を拠点に活動するノイズギターロックバンド「ナカノイズ」は、正統派ギターロックとシューゲイザーをうまく融合させた音楽性が特徴のバンドです。

 

多彩な表現で曲を彩るリードギターと呟くような切ないボーカルが印象的で、それを支えるリズム隊のゴリゴリのロックサウンドが疾走感を生み出しています。

「シューゲイザー」というジャンルに慣れていない人にまず聴いてほしい、入り口としておすすめのバンドです。

 

ボーカルのまつだひかりさんは、イラストレーターや漫画家としても人気を博しています。

mao sasagawa

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バンド「文学少女」のギターボーカルやボカロPとして活動しているmao sasagawaさん。

ドリームポップやインディーポップ、シューゲイザー、エレクトロニカ、オルタナティブロックなど、とにかく幅広い音楽性を取り入れた多彩な表現が人気を集めています。

 

自身で歌唱した曲も多数公開されていて、その中でもこの「サマーディスライク」は、疾走感あふれるシューゲイザーサウンドが魅力の一曲です。

バンドではありませんが、ハイクオリティな作品を連発していて、どの曲も必聴のおすすめクリエイターです。

Apple Light

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「Apple Light」は、名古屋を拠点に活動しているシューゲイザーバンドです。

 

直球の轟音ギターサウンドは、音の厚さを感じさせながらも温かくて浮遊感があります。

そんなサウンドの中で低めの男性ボーカルが甘く響いていて、気持ちが安らぐ不思議な安心感を感じさせてくれます。

 

これぞ邦楽シューゲイザー、といえる音楽性が魅力のバンドです。

Kensei Ogata

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数年前に全国流通も果たして話題になるも、活動休止となったインディーロックバンド「talk」。

そのフロントマンであるKensei Ogataさんのソロプロジェクトから一曲紹介します。

 

インディーロックを基調にシューゲイザーやインディーポップなども織り交ぜたサウンドが特徴のこの曲は、シューゲイザーの軽快でノスタルジックな要素を多く含んでいて、聴いていると朗らかな気持ちにさせられます。

 

爽やかなだけでなく、どこか青春時代を思い出されるような切なさが垣間見えるのも印象的です。

サンゲンショク

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福岡を拠点に活動するシューゲイザー・ギターロックバンド「サンゲンショク」。

その音楽性は、古き良き懐かしのシューゲイザーサウンドを現代的な邦楽ロックに昇華させたものとなっています。

 

耳心地のいい男女ツインボーカルやシンプルでセンチメンタルなギターフレーズが合わさって、キャッチーで軽やかな聴き味の楽曲が魅力のバンドです。


以上、日本の若手シューゲイザーバンドの中からおすすめのものを紹介してみました。

 

「シューゲイザー」というと少しアングラで一般受けしないイメージを持たれることも多いジャンルですが、今回紹介したバンドはどれも聴きやすい楽曲のものばかりだと思います。

 

これをきっかけに、シューゲイザーが生み出すノスタルジックな世界観や浮遊感をぜひ体感してみてください!

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