Column コラム

誰でもCDをネット販売できるWEBサービスまとめ

音楽活動をしてCDを作っている人で、「ライブ会場でのCD販売だけじゃなくて、ネット通販でもっとたくさんの人に自分の作品を届けたい!」という気持ちになったことがある人は多いのではないでしょうか。

 

ネット社会の現代では、自主製作で活動している個人のクリエイターでも自分の作品をネット販売できるサービスがたくさんあります。

そういったサービスを利用すれば、全国どこにいる人にでも、自分のCDを買ってもらうことができます。

「CDを全国に売ることができるのは一部の売れてるアーティストだけ」という頃からは、時代は大きく変わってきましたね。

 

そこで、今回はそんな「CDをネット販売できるWEBサービス」の代表的なものを紹介していきます!

BASE

https://thebase.in/

 

「BASE」は、個人でWEBショップを開設できるサービスです。ネット販売系のサービスでは日本最大手となっています。

 

その最大の魅力は、「手数料の安さ」です。

手数料は売上の3.6%+40円で、CD委託サービスの手数料が10~30%と高額なのを考えると、破格の安さですね。

この手数料以外、WEBショップの開設や維持については全て無料になっているのもポイントです。

また、BASEはネットショップとして服やアクセサリー、小物、野菜まで「ほぼどんなものでも販売できる」ことで知られているので、物販グッズなども同時に取り扱えるのが魅力です。

 

ただし、BASEでは特定商取引法とサイトの利用規約に基づいて、販売者の所在(住所)を公開するのが義務となっています。

商品の保管・配送などを代行してくれるサービス(倉庫への保管料980~円/月)もあるので、そういったものを利用すれば自分で発送などを管理するより手間も安全性も確保できますね。

BOOTH

https://booth.pm/ja

 

「BOOTH」は、イラスト投稿サイトとして有名なpixivと連携したWEBショップサービスです。

 

基本的な機能はBASEとよく似ていて、ショップの開設や維持が無料な点、手数料が売上の3.6%+10円と格安な点も似ています。

もともとイラストグッズや本など同人系のアイテム全般を取り扱うサービスなので、バンドのグッズなどもこのBOOTHでもネット販売できます。

 

また、BOOTHの代行サービスの倉庫保管料は、「1か月間に保管している商品の20%以上が売れれば無料」となっています。

一定のペースでちゃんと売れている商品からは保管料をとらない、ということですね。

販売率が20%を切っても保管料は「1か月で1000円」と、BASEとほぼ変わりません。

(※2018年5月までは保管料は「3か月で1000円」/2018年6月1日より改正)

 

さらに、BOOTHは購入者が商品を買う際に、作者を応援する意味を込めて購入価格に金額を上乗せできる「BOOST↑(ブースト)機能」というものがあります。

1000円のCDを、応援の気持ちを上乗せして1300円で買う、といったこともできるわけです。

同人系ショップならではの、ユニークな仕組みですね!

Amazon e託販売サービス

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463270

 

Amazonに商品を登録して納品すれば、梱包や発送、決済までAmazonが代行してくれる「Amazon e託販売サービス」。

 

年会費が9000円かかり、販売者側の受け取る利益は売上の60%と経費面がやや高めですが、「Amazonで自分の作品を売ることができる」というのがとにかく大きな利点です。

他のWEBショップサービスでは購入手続きが少し面倒だったりアカウント作成が必要だったりするのに対して、Amazonのアカウントは多くの人が持っているものなので、購入までの手間がかなり少なく済みます。

その上、「Amazonで買える」というイメージ自体も「しっかりとCDを販売している」感が出てメリットになります。

 

年会費や手数料を考慮して利益が出そうなら、この「Amazon e託サービス」を利用するのもありではないでしょうか。


以上、代表的なネット販売サービスを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

こうして見ると、今の時代に音源をネット販売するのは思いのほかお手軽だと感じられたのではないでしょうか。

 

これまで「距離が遠くてライブにはいけないけど、CDがほしい!」という声に応えられていなかった方は、ぜひネット販売も検討してみてください。

BASEとBOOTHとAmazon e託、それぞれ特徴があるので、扱っている音楽性や活動規模などに合わせて使い分けていきましょう!

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