いよいよバンド結成︕活動前の準備まとめ
バンド結成で一番大変なのは、「同じ志を持ったメンバーを揃えること」ですよね。
その段階を乗り越えてメンバーが揃ったら、いよいよ活動が始まっていきます。
さて、音楽活動の醍醐味といえばやっぱり「ライブ」ですが、実際にライブハウスでライブをする段階に至るまでには、ある程度の用意が必要です。
また、しっかりした有意義な活動をしていくには、ただなんとなくライブをするだけでなく、宣伝やCD作りなど、音楽以外の面でもやらなければならないことがあります。
そこで今回は、これから活動していく人が、バンド結成時にやった方がいい準備をまとめてみました。
バンド結成したら必須なのが”持ち曲”
まずバンド結成時に必要なのは、なんといってもライブで演奏するための「持ち曲」ですよね。
通常、ライブハウスでの1組あたりの持ち時間は25分~30分ほど。MCなどを抜いても、4~6曲ほどの持ち曲が必要になります。
コピーの場合は演奏したい曲を探せば済みますが、オリジナルとなると、ある程度オリジナル曲の準備に時間がかかるのではないでしょうか。
そういった場合は、「オリジナル曲とカバー曲を半分ずつ混ぜる」という方法もアリです。
十分な数の持ち曲を用意して、そして「しっかり練習する」のは、バンド結成の上で必須です。
また、ライブでのセットリストを考えて、用意する曲のバランスも意識してみましょう。
前半はアップテンポに盛り上がる曲、後半はインパクトのある勝負の一曲、最後はエンディング的な曲…というふうに、緩急のあるライブ展開を曲で作ると、よりいいライブができます。
バンド結成したらSNSアカウントやホームページも作るべき
音楽活動に限らず、創作活動をするときに必要なのが自分たちの「ホームページ」です。
ある程度しっかりした活動をしていくなら、自分たちのプロフィールや活動スケジュールを知ってもらうために、ホームページは必要になります。
今は「Jimdo」や「Wix」といった無料でホームページを作れるサービスも豊富なので、バンド結成時に是非準備してみましょう。
また、TwitterやInstagramなどのSNSに、バンド用のアカウントを作るのも現代の音楽活動の主流です。
特にTwitterは、最近はほとんどのアーティストが公式アカウントを作って、ライブ活動や作品リリースの告知に活用しています。
フォロワーさんに定期的にライブ告知をしたり、自主制作バンドでも工夫次第で活動を拡散できるTwitterは、バンド結成時には必ず準備しておきたいですね。
(できれば)バンドの名刺がわりになるデモ音源の準備
ライブのときに、観てくれたお客さんに配れるような物販グッズがあるといいですよね。
ただ演奏を観るだけでなく、手に取って帰れるものがあると、そのバンドのことがお客さんの中でもより印象に残ります。
そこでおすすめしたいのが「無料配布のデモ音源」です。
最初からちゃんとしたCDを作るのは予算的にも時間的にも難しいかもしれませんが、どんな曲をやる何という名前のバンドなのかをとりあえず覚えてもらうために、簡単なデモCDを用意できるといいでしょう。
練習スタジオなどでは「一発録りレコーディング 1曲1万円」など、簡易レコーディングをしてくれる場所も多くあります。
そういったところでお試しでレコーディングして、1~2曲入りの簡単なデモ音源(CD-Rにペンで名前を書くだけでもOK)を用意してからライブに臨めると、駆け出しバンドの活動準備としては100点満点です。
以上、ひとつのバンド結成時に必要な準備をまとめてみました。
持ち曲を揃える、SNSアカウントやホームページを用意する、デモ音源を作る……この3点を用意すれば、かなりちゃんとした形で活動を始めることができます。
本格的な活動をするためにも、是非しっかりと用意をし、バンド結成しましょう!
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