ONE OK ROCK(ワンオク)のインディーズ時代の曲について
エモやハードコアを基軸にした音楽性で、2007年のデビュー以降、日本のみならず、海外の音楽シーンでも中心的な存在になりつつあるONE OK ROCK(ワンオク)。
その人気は今や絶大で、国内でもトップクラスに人を集めるライブバンドでしょう。そんな”大物”バンドに成長した彼らにもインディーズ時代がありました。
ワンオクは当時から10代の心を代弁するような楽曲でミュージックシーンの中で注目のバンドでしたが、いったいどのような活動をしていたのでしょうか?
リリースした2枚のアルバムなど、デビュー前の活動をご紹介していきます!
ONE OK ROCK(ワンオク)について
ONE OK ROCK(ワンオク)と言えば、もはや言わずと知れた大人気バンドですね!メンバーはTaka、Toru、Ryota、Tomoyaの4人。
元々、武道館公演やアリーナツアーを大成功させるような大人気バンドでしたが、近年では”Wherever you are”がCMソングとして起用され大ヒットしたことで、より一般層まで彼らの音楽が浸透しました。”Wherever you are”を聞いたことがない人は少ないんじゃないでしょうか?それだけバンドとして大成功を収めています。
また、彼らは日本のみならず、海外でも絶大な人気を誇っています。アメリカのフェスに出演したり、海外ツアーを敢行するなど、精力的に世界へと飛び出して活動しています。
音楽的には、エモ・ハードコアを基軸とした、骨太で重厚なロックサウンドが特徴的です。その上に、圧倒的な歌唱力を持つTakaの歌、そして心を震わせるようなTakaの言葉が載ることによって、完成度の高い音楽を次々と生み出しています。
デビュー当初は、10代の気持ちを代弁するかのような歌が多く、現在は英語詞で世界を見据えた歌が多くなりました。ただ、英語詞になってもTaka節は健在です!海外ツアーでは、楽曲を聞いた外国人ファンも涙を流したりもしていたそうです!
ここまで、長々と紹介してきましたが、ONE OK ROCK(ワンオク)=日本を代表するバンド と覚えていれば間違いありませんよ!
そんな彼らのインディーズ時代はいったいどうだったのでしょうか?ご紹介していきます。
インディーズ時代の活動
ONE OK ROCK(ワンオク)はTaka、Toru、Ryota、Alex、Youから成る5人組のバンドでした。
2005年、ソロで活動していたTakaの圧倒的歌唱力に惚れ込んだToruが、頼みに頼み込んでTakaをバンドに加入させたそうです。
これも知っている人も多いと思いますが、Takaは森進一と森昌子の実子で、音楽的に素晴らしい遺伝子を持ったサラブレッド。さらに、ジャニーズ事務所の人気グループNEWSの結成メンバーとして抜擢され、しばらく活動していたという異色の経歴を持っています。そんなTakaに熱烈なラブコールを送ったToruの目と耳は素晴らしいですね!
ツアーなども精力的に行い、2枚のアルバムをリリース。メジャーデビュー前の2006年に行ったバンド初のワンマンライブでは新宿LOFTで500人集めました。
インディーズ時代から既に、知る人ぞ知る有力バンドとして、シーンの最前線へと躍り出ていきました。
2枚のインディーズアルバム
インディーズ時代のONE OK ROCK(ワンオク)は、2枚のミニアルバムを自主制作でリリースしています。
収録曲
1st”ONE OK ROCK”
- もしも太陽がなくなったとしたら・・・
- 日常エボリューション
- You've Broken My Heart
- ROSE BLOOD
2nd”Keep it real”
- Keep it real
- 辛い+一=幸せ
- P.P.S.H.
- And I Know
まずはインディーズ時代のタイトルからご覧ください。どうでしょうか。
完全にONE OK ROCK(ワンオク)の今の歌にに通ずるものがあるのが分かると思います!
それぞれのアルバムから1曲ずつご紹介していきます。
”日常レボリューション”
ギターのToruが歌っているという、今では考えられない貴重な歌です!
いかにも青春ロックという感じの音楽で、現在の楽曲とはジャンル時代も違う感じがします。
しかし、日本語詞と英語詞を組み合わせたスタイルはこの頃から既に確立されています。
”Keep it real”
個人的に大好きな歌!これこそまさに10代の少年たちの心の中を代弁した曲です。
実は、当時リアルタイムで聞いたのですが、何もかもに反抗したい年頃だったこともあり、この歌詞が突き刺さりました。
ラップが入っていたりはしますが、今の楽曲に少し近いものがありますね!
ONE OK ROCK(ワンオク)ファンの中では、インディーズ時代の楽曲の方が好き!という方も多く居ます。
その理由として、10代にしか作れないような初期衝動のままに書いたような歌が支持されているのだと思います。
もしかしたら、あなたの街の小さなライブハウスにも、将来ONE OK ROCK(ワンオク)のように世界へ羽ばたくバンドが居るかも!?
ぜひ、ライブハウスへ足を運んでみてくださいねー!
関連するイベント・ミュージシャン