不朽の名作から隠れた良作まで!「バンド」がテーマの映画5選
「バンド」がテーマの映画、あなたはいくつ知っていますか?
熱い音楽を、心おどる演奏シーンと一緒に見せる…そんなバンドの描写は、映画と相性がぴったりですよね!
さらに、バンド仲間との友情や音楽を通しての出会い、恋など、物語としてもバンドは魅力的な題材です。
そこで、今回は「バンド」をテーマにした映画の中から、洋画邦画・新旧を問わずおすすめの作品を紹介していきます!
スクール・オブ・ロック
画像出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0002HNQ8O
洋画のバンド映画として代表的な作品といえば、「スクール・オブ・ロック」です。
ひょんなことからお上品な名門学校の臨時教師を務めることになった売れないギタリストのデューイ(ジャック・ブラック)が、担任した無気力な子どもたちに眠る音楽の才能に気づき、ロックバンドを通して彼らの気力や興奮を引き出していく…というストーリーが描かれます。
コメディ俳優として人気のジャック・ブラックの「ロック大好き!」という気持ちがどこまでも溢れた演技や、それに影響されてどんどん元気になっていく子どもたちの成長が印象的で、最後は爽やかに感動できます。
AC/DCやレッドツェッペリン、ラモーンズ、ザ・クラッシュなど、名ロックスターたちの曲が作中でたくさん流れるのも見どころですよ!
ソラニン
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浅野いにおの人気漫画を実写映画化した作品です。
主人公の売れないバンドマン種田を高良健吾が、その恋人の芽衣子を宮崎あおいが演じて話題になりました。
現実的な人生と「音楽をやりたい」という衝動の狭間で葛藤する種田。
そんな彼の隣で、納得のいかない仕事や自分の生き方に悩んでいく芽衣子。
そして、彼らの周りで同じように悩みながらもそれぞれの人生を進んでいく友人たち。
それぞれの人間味あふれるドラマが生々しく、そんなバックグラウンドと一緒に描かれるからこそ、種田たちのバンドの演奏シーンにリアルな熱がこもっています。
物語に強く惹きこまれて、切ないラストまで一気に駆け抜けてしまう名作です。
セッション
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名門音楽学校でドラムに打ち込む青年と、彼を指導する教師のいびつな絆を描いたヒューマンドラマです。
鬼教師フレッチャーを演じたJ・K・シモンズは、この作品で第87回アカデミー賞の助演男優賞を受賞しました。
「熱心」という範囲をこえてドラムに異常なのめり込みを見せる主人公ニーマン(マイルズ・テラー)と、狂気ともいえる姿勢でニーマンを指導していくフレッチャーの姿は圧巻です。
そんな彼らを中心にしたジャズバンドの演奏シーンは、その場の熱気が伝わってくるような臨場感があります。
リンダリンダリンダ
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軽音楽部が文化祭での演奏を成功させるために奮闘していく、超王道のバンド青春ストーリーです。
前田亜季に香椎由宇、Base Ball Bearの関根史織、韓国の女優ぺ・ドゥナといった豪華キャストたちが、文化祭前に崩壊の危機に陥った軽音楽部を立て直して、THE BLUE HEARTSのカバーバンドを成功させようと奮闘する女子高生を演じています。
部室、文化祭、バンド練習、体育館のステージ…そんな、「青春=音楽」だった人にとっては間違いなく身に覚えのある空気感が形作られています。
文化祭の準備期間の不思議な非日常をバックに描かれるストーリー、その最後に待っている本番のライブシーンは、ものすごい爽やかさがあって印象的です。
主人公たちが若々しい演奏でカバーするTHE BLUE HEARTSの名曲たちも、見どころのひとつとなっています。
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
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カナダの人気コミック「スコット・ピルグリム」を映画化したバンドコメディ映画です。
売れないバンドマンのスコット・ピルグリム(マイケル・セラ)が、一目ぼれしたミステリアスな少女ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と付き合うために、彼女の7人の「邪悪な元カレ」たちと戦っていきます。
スコットと元カレ軍団の戦いはハリウッド大作なみのド派手な映像で描かれていて、ゲームチックで不思議な世界観はインパクトがあります。
そんな戦いのバックで描かれるバンドの演奏シーンもかなりの力の入り方で、スコットたちのバンド「セックス・ボブオム」の曲や演奏は、ロックバンドとしてストレートにかっこいい良曲揃いです。
コミカルなアクションコメディ映画としてだけでなく、バンド映画としても間違いなく名作です。
いかがでしたか?
一口に「バンド映画」といっても、爽やかな青春の一ページを描いた作品から、素直に笑って楽しめるコメディ映画、「バンド」というもののある意味で異常な魅力に焦点をあてたヒューマンドラマまで、色々なタイプの作品がありますね。
今回紹介した映画はそれぞれが様々な切り口から「バンド」を描いていて、どれも自信をもっておすすめできる作品ばかりです。
ぜひ一度その目で観て、バンドの奥深い魅力を体感してみてください!
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