サルサ音楽でダンス!「PinPin」at Gate’s 7 in 福岡
今回のライブレポートは2015年12月11日にGate’s 7で行われたSakura y su Pinto Con Pinturaのライブ。
Sakura y su Pinto Con Pintura(通称PinPin)は総勢17名のメンバーで福岡を中心に精力的に活動しているサルサ音楽をメインとしているラテン系バンドだ。
PinPinはラテンパーカッショニストのSakuraがリーダーとなって2012年に結成されて以降、福岡のご当地Salsaとして多くの人々に愛されてきた。
サルサを普段はあまり聞かないという人でもライブに行けば陽気なラテンのリズムとダンスを楽しめることができる。
多くの人にサルサの楽しさを伝えるオリジナル曲も多数制作されていて、日本語でサルサを味わえのもPinPinの特徴だ。
最高の盛り上がりを見せたラテン音楽ライブの模様
この日のライブはGate’s7が満席になって、立ち見する観客もいるほどの超満員。
PinPinの演奏が始まると軽快なラテンのリズムに堪えきれず、ダンスをし始める人が続出。
以下の動画は、LiveConG(ライブコング)が撮影した、PinPinのオリジナル曲「Holiday Morning」。
PinPinらしいラテンのリズムが特徴的で、ノリのいい楽曲だ。
軽快で楽しくなるようなトランペットのイントロで始まり、ラップの川島健太朗パフォーマンスを行う。
ラテン音楽とラップの組み合わせは、体験する前はなかなか想像できないが、そのコラボは非常に相性が良く驚かされた。
楽器の演奏と歌だけではなくダンサーもステージ上で踊り、PinPinならではの盛り上がるパフォーマンスだった。
ミュージシャンも観客も境目なし!会場がひとつに
性別も年齢も超えて立ち上がりダンスを始める観客。
PinPinのライブでは、ステージの上も下もなく、会場がひとつになって音楽を楽しむことができる。
日本のライブでは座って静かにライブを聴くというものが多い。
静かに聞くということは日本の文化としてそれはそれでいいと思う。
しかしライブハウスという非日常の空間では、ミュージシャンも観客も共に体を揺らして、踊って、楽しむ。
そんなライブがもっとあってもいいのではないか。
日常から抜け出してラテンのリズムに身を任せ、「楽しかったね」と汗をかいて笑って帰路につくような、そんな1日の終わりを体験させてくれるのが、サルサ音楽のライブだ。
どんなに落ち込んでいたとしても、PinPinのライブに行けばそんな素敵な気持ちを味わうことができる。