BUMP OF CHICKENがメジャーデビューしたきっかけやデビュー曲について

スタジアムやアリーナ、ドームを満員にするほどライブに人が集まり、間違いなく日本の音楽史に残るバンド”BUMP OF CHICKEN”。

幼なじみ4人で結成された彼らは、インディーズバンド時代にコンテストへの出場やライブハウスでの演奏を着実にこなして人気を集めていました。

そこからメジャーデビューするに至ったきっかけは何だったのでしょうか。また、メジャーデビュー曲は何だったのかご紹介していきます!

幼なじみ4人組で結成

幼稚園時代からの顔馴染みだったメンバーが、中学のときにバスケ部で出会い、文化祭に出るために結成されたバンドが、現在のBUMP OF CHICKENの前身のバンドでした。

当時は、現在ギターを担当している増川さんはスタッフとして参加していたそうですが、当時のギタリストが若干やる気がなかったので、内緒で現在のメンバー体制でバンド大会に出た際に健闘したことから正式にメンバーとして加入することになりました。

そして、バンド名もBUMP OF CHICKENへと改名し、現在の大人気バンドの体制ができあがりました。Beat Brust in Japanでは、現在も大人気の名曲”ガラスのブルース”で見事グランプリを獲得。この辺りから、徐々にライブの動員も増え始め、業界関係者も注目していくようになりました。

”KANA-BOON”もそうですが、コンテストで上位入賞することが、メジャーデビューのきっかけとしては近道なのかもしれませんね。

”閃光ライオット”や”未確認フェスティバル”などのティーンズイベントを経て人気バンドへと上り詰めているバンドは数多くいます。

もし、チャンスがあればそのようなコンテストやオーディションは積極的に参加することをおすすめします!

インディーズ〜メジャーデビューまで

参考:https://www.amazon.co.jp/FLAME-VEIN-BUMP-CHICKEN/dp/B0001J0BUO

そうして、若手ながらも徐々に注目を集めていたBUMP OF CHICKENは1999年、2000年と立て続けに2枚のアルバムをリリースしました。

1作目のFLAME VEINにはガラスのブルースやアルエなど、現在も大人気の曲が収録されていました。2作目のTHE LIVING DEADではKやグロリアスレボリューションなど、さらに現在もファンに愛されている楽曲が収録されています。

ここまで、才能を見せつけたバンプを業界関係者は放っておかないのは当たり前ですよね。

THE LIVING DEADの発売と同じ2000年、トイズファクトリーから”ダイヤモンド”でメジャーデビューを果たしました。

デビュー曲”ダイヤモンド”について

参考:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89-BUMP-CHICKEN/dp/B00005HLUB

売上だけを見れば、BUMP OF CHICKENの中では低いほうですが、翌年に”天体観測”が大ヒットしたこともあり、その影響でオリコンチャートには残り続けたという経緯がある曲です。

この曲は、曲中にこそ”ダイヤモンド”という言葉は出てきませんが、不器用ながらも生きようとする人の命の輝きや生き方を肯定し、背中を押してくれる応援歌です。バンプは人間臭さが光る、まさにダイヤモンドのような曲が魅力的ですよね。昔のバンプと現在のバンプの中間のような曲で、幅広いソングライティング能力を感じます。

メジャーデビューから2枚目のアルバム”ユグドラシル”は、CDが再生できなくなるくらいまで聞き込みました。今でも全曲覚えています。