「ギターロック」の王道を支えるキャッチーなフレーズ
2005年の結成以降、10年以上にわたって歩みを止めることなく、一度のメンバーチェンジもなく活動してきた4人組ロックバンド、ラックライフ。
数多くの自主企画や全国ツアーをこなし、ライブシーン叩き上げのバンドとして着実に知名度と実力を高めてきた彼らは、結成から11年が過ぎた2016年にメジャーデビューを果たしました。
デビュー後はアニメ「文豪ストレイドッグス」シリーズや「食戟のソーマ」などの主題歌に楽曲が起用され、邦楽ロックシーンを代表するバンドのひとつになりつつあります。
そんなラックライフの音楽性の特徴は、「キャッチーなフレーズ」です。
ギターロックの王道を行くサウンド、軽快ながら耳に残るメロディ、そして何よりそれを支えるキャッチーなフレーズの数々こそが、ラックライフというバンドが多くの人の記憶に残る要因になっています。
音楽的には決して革新的な何かがあるわけではないかもしれませんが、いつの時代も必ず必要とされる「王道」のど真ん中を進んでいるからこそ、彼らは確固たる人気を誇っているのではないでしょうか。
邦楽ギターロックというジャンルの根幹の歴史を現在進行形で紡いでいくラックライフは、2010年代の最重要バンドのひとつです。