宮崎から全国へ。「エモい」曲で感情を刺激するバンド「JELLYFiSH FLOWER'S」
独特の深い世界観の詞と曲でファンも多かった「GENERAL HEAD MOUNTAIN(通称ジェネ)」惜しまれながらも2011年に解散したが、ジェネのフロントマンの松尾昭彦率いる新バンドがJELLYFiSH FLOWER'Sだ。松尾昭彦が新バンドを始めるというニュースを見て喜んだ人も多いはず。ジェネ時代と同じく3ピース編成で活動を開始したが、2015年7月にベーシストが加入し、松尾昭彦がヴォーカル、ギターへと転向。4人組のロックバンドとなりよりパワーアップした。メンバーは松尾昭彦(Vo.Gt.)、ナカハラコウタ(Gt.)、岩城弘明(Ba.)、amimo(Dr.)。曲はジェネと同じく松尾昭彦が創りだす独特の深みのある世界観が特徴的。聞くだけで感情を刺激するような「エモい」楽曲が多い。ジェネ時代はメロコア、パンク的なビートの曲が多かったが、JELLYFiSH FLOWER'Sの楽曲は疾走感を感じるビートの曲が増えたように思う。それでも独自の世界観は健在で、何度も聞きたくなるような曲調だ。現在、様々なライブハウスやライブサーキットに出演していて、JELLYFiSH FLOWER'Sもジェネと同じようにファンが増えている。宮崎が産んだ才能が全国に広がっていくことを願う。