ビクターエンタテインメントが主催するロックの祭典「ビクターロック祭り」。
「ずっとロック、これからもロック」という合言葉を掲げるこのイベントは、「ロックファンと新たなロックの歴史を作る」というコンセプトのもと、今を代表する邦楽ロックバンドを数多く集め、毎年大盛況になってきました。
2018年3月には記念すべき5周年として「ビクターロック祭り2018」が開催されて話題になりましたが、その番外編として11月10日に開催されるのが「Dog Run Circuit'18」です。
ビクターロック祭りには旬の人気アーティストが多数出演しますが、それに対してこのDog Run Circuitの特徴は「これから注目の新人アーティストが多く登場する」という点にあります。
キャストには耳の早い邦楽ロックファンの間で話題になっているアーティストが並んでいて、まさに「インディーズロックの祭典」と呼ぶにふさわしいイベントです。
そんなDog Run Circuit'18の詳細や出演者情報を見ていきましょう。
インディーズロックの祭典「Dog Run Circuit'18」の詳細情報
2018年11月10日に開催されるDog Run Circuit'18。
その会場になるのが、下北沢BASEMENT BARと下北沢THREEという、どちらも下北を代表するライブハウスです。
数多くのライブハウスが集まり、「バンドマンの聖地」とも言われる下北沢。
その代表的な存在であるBASEMENT BARとTHREEは、邦楽ロックシーンの最前線を走るバンドたちを目撃するのにぴったりの場所ですね。
15組もの注目アーティストが出演するDog Run Circuit'18ですが、そのチケットは前売りで2500円とかなりのお手頃価格になっていて、間違いなく値段以上の興奮と感動を体感できるイベントになっています。
「Dog Run Circuit'18」おすすめ出演者をピックアップ!
ここからは、Dog Run Circuit'18の出演者の中からおすすめアーティストをピックアップして紹介します。
まず紹介するのは、東京に拠点を置くスリーピースバンド、Teenager Kick Assです。
オルタナティブロック、ポストロックの要素を色濃く取り込んだ美麗でエモーショナルなサウンドが最大の魅力になっていて、そこにシンプルながら激情の表れたボーカルが乗り、まるで物語を紐解いたかのような世界観が生まれています。
残響系をはじめとした国内オルタナティブマスロックの系譜を継ぐインディーズロックバンドと言えるでしょう。
滋賀発の5人組ロックバンド・Blue popoもおすすめです。
重厚でざらりとしたギターロックサウンドにハスキーな女性ボーカルが合わさった音像は、不穏さと切なさを繊細なバランスで両立させて張りつめた緊張感を作り出しています。
最近はRO JACKでの優勝など、一際大きな話題を集めているBlue popo。
今回のDog Run Circuit'18出演者の中でも、特に要注目のインディーズロックバンドです。
超能力戦士ドリアンは、先に紹介した2組とは打って変わって、ハイテンションでキャッチーなコミックロックバンドです。
聴いていると否応なしに元気が出る彼らですが、ライブではさらにアッパーに盛り上がるパフォーマンスを展開して、観客を一人残らず笑いと興奮で包み込むパワーを持っています。
キュウソネコカミなどの人気コミックバンドの流れに連なる、最重要ポップロックバンドです。
showmoreは、ジャジーなポップサウンドをベースに、ヒップホップやダンスミュージック、ロックなど様々なジャンルを内包した楽曲を展開する2人組ユニットです。
代表曲「circus」のMVはインディーズながら100万再生を瞬く間に突破するなど、驚異的なスピードで注目を集めてきました。
一度聴いただけで病みつきになる甘美で大人なジャズポップの世界観が話題になり、もはやブレイクまで秒読みと言っても過言ではない存在です。
Dog Run Circuit'18の出演者の中でも、注目度、期待度ともにトップレベルのアーティストと言えるでしょう。
以上、インディーズロック祭り「Dog Run Circuit'18」の魅力や出演者を紹介していきました。
国内インディーズロックが好きな方は、見逃せないアーティストが多数出演するこのイベント。
現在の邦楽ロックシーンの最先端を実感するためにも、要注目です。
是非会場に足を運んで、注目アーティストたちのライブを生で体感してみましょう。