Column コラム

amazarashiのおすすめ人気曲まとめ 深い世界観に触れる

画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=YPDmvc1RYdc

作詞作曲を担当するVo.Gt.秋田ひろむを中心にしたバンド、amazarashi(アマザラシ)。

メディアへの顔出しはなしで、インターネット上での作品公開を中心に活動するという独特のスタンスをもつ彼らは、邦楽ロック界の中でも、異色の存在として話題を集め続けています。

その音楽の特徴は、まるで詩のように深い歌詞と、そのストーリーを体現したサウンド・メロディです。

バンドだけでなく、ヒップホップなどの影響も受けているという秋田ひろむが作り出すメロディと詞は、ダイレクトに「言葉」の力を伝えて、強いメッセージ性を生み出しています。

そんな音楽の世界観を描く、徹底してテイストを統一されたアートワークや映像デザインも見どころです。

まさに「唯一無二」という言葉がふさわしい異形のバンドamazarashi。そのおすすめの人気曲を紹介します。

amazarashiの代表曲”季節は次々死んでいく”

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「季節は次々死んでいく」は、amazarashiを代表する一曲です。

アニメ「東京喰種トーキョーグール√A」のエンディングテーマになったことで、バンドのファン以外からも広く知られる人気曲となっています。

死んでは次が巡ってくる季節の中に命の儚さと永遠性を見出したこの曲は、そんな世界の輪廻の壮大さの中で、ちっぽけでも前に進もうとする強い意志が描かれています。

音楽としてのキャッチーさと感情を揺さぶるメッセージ性を併せ持っていて、amazarashiのバンドとしての魅力・表現者としての魅力の両方を体現しています。はじめて聴く楽曲としてもおすすめです。

「歌詞の形に切り取られた生肉を女性が貪り喰っていく」という、曲のメッセージと主題歌になったアニメの世界観のどちらにも当てはまるMVも見どころです。

初期のおすすめ曲”空っぽの空に潰される”

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「空っぽの空に潰される」は、amazarashiの活動初期からのおすすめ人気曲として知られています。

世界や人生に虚しさを感じているような歌詞が印象的なこの曲は、「諦め」や「無常」をテーマにした、amazarashiらしいロックナンバーです。

問いかけのように聴き手にぶつけられる言葉のひとつひとつに心をかき乱されて、「生きる」ということについて考えさせられてしまうような一曲となっています。

amazarashiの人気を決定づけた”空に歌えば”

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アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマにもなった「空に歌えば」は、amazarashiの楽曲としては異色の、疾走感と爽快感にあふれた一曲です。

邦ロックらしい軽快さのなかにもしっかりと彼の個性は現れていて、足掻きながら前に進もうとする決意を歌う歌詞には、背中を突き動かされるようなメッセージを感じられます。

ただ明るいだけでも希望にあふれてるわけでもなく、泥臭く辛い現実をかみしめながら前進を目指すような、彼らなりのキラーチューンです。

スッと聴きやすい一曲なので、これからamazarashiを聴きたい人の入門曲としておすすめです。

深い世界観がおすすめ”虚無病”

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amazarashiの暗くネガティブな一面が前面に押し出された「虚無病」。

まるで念仏のように並ぶ言葉は、ディストピア的な未来の世界を想像させて、ファンタジックでもありSFチックでもある不思議な情景を見せてくれます。

ダークでシリアスなサウンドと仄暗いメロディの中に難解なメッセージが散りばめられていて、歌詞の単語ひとつひとつの意味について、じっくり考えながら聴いてしまう一曲です。

アマザラシの世界観の深さを体感できる曲として、先ほどの「空に歌えば」のような軽快な曲と併せて聴いてみるのがおすすめです。

amazarashiの世界観を”ラブソング”

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「ラブソング」は、2012年6月にリリースされたamazarashiのミニアルバムの表題曲です。活動初期からの人気曲として、ファンの間でも支持されています。

最近の音楽の「ラブソング至上主義」へのカウンターソングになっているというこの曲は、不条理や矛盾が増していく今の世の中で「愛」を盲目的に歌うことへの皮肉を歌っています。

まるで愛という夢を「消費」しながら生きているような現代社会に警鐘を鳴らす、シニカルなメッセージソングです。

メロディやサウンドはひとつの音楽としてしっかりキャッチーで、だからこそ曲のテーマがまっすぐに伝わってきます。

「愛を買わなくちゃ」という強烈なメッセージ突き刺さるおすすめの一曲です。

amazarashiらしい陰”夏を待っていました”

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amazarashiの初期の名曲として知られる「夏を待っていました」。

メジャーデビューミニアルバム「爆弾の作り方」のリード曲にもなっていて、昔からのファンに特に愛されている人気曲です。

歌詞はうだるような暑い空の下で走り回った子ども時代の情景を描いていて、ひたすらノスタルジックな気持ちにさせられます。

そんなストーリーの中にも、闇をちらつかせる要素が棘のように散りばめられていて、どこか背筋がゾクッとする不穏さがあるのも特徴です。

文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で優秀賞をとった、独特の映像世界を見せるMVもおすすめの見どころとなっています。

ゲームファンからも人気曲”命にふさわしい”

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「命にふさわしい」は、ゲーム「NieR:Automata」の主題歌として書き下ろされた曲です。

邦楽ファンだけでなく、ゲームファンからも広く支持される人気曲となっています。

ゲームでは感情を持ちながら人間として扱われないアンドロイドの主人公たちが描かれますが、そんなキャラクターたちの嘆きを体現したような「心さえなかったなら」という歌詞のキーワードが印象的です。

歌詞のメッセージとシリアスなメロディ、絞り出すような秋田ひろむの歌声が合わさって、聴いていると胸を絞めつけられるような一曲となっています。

ゲームを知らない人でも何か感じられるものがあるので、一度聴いてみるのがおすすめです。

曲の世界観を表現した「人形がひたすら壊されていく」という内容のMVもインパクトがあります。

amazarashi初のCMソング”フィロソフィー”

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「フィロソフィー」は、amazarashi初のCMタイアップ曲として話題になった人気曲です。

周りの評価や「世間の常識」といった声に人生をしばられがちになる現代社会。その中で「自分が今まで生きてきた道と、その中で生まれた『自分という存在』」を称えてくれるこの曲は、アマザラシらしい、詩的な表現にまみれた応援ソングとなっています。

自分を救う「フィロソフィー(哲学)」を見出させてくれる、ポジティブなアマザラシの一面が見られる曲です。

前を向くために、強い説得力をもったメッセージが欲しいときに聴くのがおすすめです。


以上、amazarashiのおすすめの人気曲を紹介しました。

どの曲も深いメッセージ性があって、一曲一曲が聞きごたえのある濃い作品になっています。

それぞれ訴えているメッセージが違うので、その日のテンションに合わせて聴く曲を選ぶと、より感情を強く揺さぶられるのではないでしょうか。

amazarashiの詩的で強烈な世界観に、是非触れてみてください!

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