不動の人気を誇るガールズバンド「チャットモンチー」初期の名曲
画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=w4rUnPYXReE
現代の邦楽ロックシーンを代表するガールズバンドとして知られるチャットモンチー。
2018年7月に解散することが発表され、2018年6月27日にはラストアルバム「誕生」のリリースを控えるなど、活動の完結に向けて進んでいます。
特に今の20代~30代の方にとっては、青春時代の音楽シーンの中にいた彼女たちが解散することに大きな衝撃を受けている人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな彼女たちの活動期間の中でも、前ドラマー高橋久美子が在籍し、スリーピースガールズバンドとして名をはせた活動初期の名曲に注目し、これさえ抑えておけば間違いないおすすめの人気曲を紹介していきます。
チャットモンチーのデビュー曲"恋の煙"
「恋の煙」は、チャットモンチーのメジャー最初のシングルとしてリリースされた曲です。
スリーピースバンドとしての特性を活かした極限までシンプルなサウンド、そしてアンサンブルがシンプルだからこそ映えるメロディやリズムワークが印象的なこの曲。
新人ガールズバンドらしい若さや勢いがありつつ、今のチャットモンチーにも通じる確かな個性が感じられる名曲です。
ガールズバンドらしさが全面に出ている"シャングリラ"
「シャングリラ」といえば、チャットモンチーの中でも代表曲のひとつとして知られる人気曲ですよね。
おすすめの曲を尋ねられた際に、この曲の名前が挙がることも多いでしょう。
アニメ「働きマン」のエンディングテーマにもなったこの曲は、キャッチーなメロディと、思わず体が揺れ動く変則的なリズムが印象的なアップナンバーです。
歌詞では意外と切ない恋模様が歌われていて、あっけらかんとした曲調が合わさることで、独特の甘酸っぱさが生み出されています。
チャットモンチーの代表曲"恋愛スピリッツ"
スローテンポの中でVo.Gt.橋本絵莉子の感情的な歌声が響く「恋愛スピリッツ」。
ガールズバンドらしいポップな曲調とは裏腹に、その歌詞では「あの人がそばにいない あなたのそばに今いない だからあなたは私を手放せない」と、かなりインパクトのあるストーリーが描かれています。
切なくもあり、どこかちょっぴり怖くもある、真っすぐでエモーショナルなロックナンバーです。
アニメの主題歌としても人気曲となった”橙”
「橙」は、アニメ「BLEACH」のエンディングテーマになったことでも知られる曲です。
橋本絵莉子が高校生の頃に作られた曲で、チャットモンチーの曲の中でも特に初期からある人気曲となっています。
青春の葛藤をぶつけるようなこの曲は、シンプルさを極めたMVも合わさって、熱量がストレートにぶつかってきます。
チャットモンチーの曲の中でもおすすめ!”真夜中遊園地”
2007年10月発売のアルバム「生命力」に収録された「真夜中遊園地」は、疾走感あふれる曲調で、ライブでも大きな盛りあがりを見せるキラーチューンです。
チャットモンチーは女の子らしい感情や言葉、かわいらしさが前面に出された曲が多い中で、この曲はそんな彼女たちの「ロックバンド」らしい一面を強く表した一曲に仕上がっています。この曲で彼女たちがただの可愛らしいガールズバンドではないということを証明しています。
前のめりに走り抜けるようなギターのストローク、まるで「ジェットコースター」のような緩急を生み出すリズム隊の絡みなど、否応なしにテンションがあがる人気曲です。様々な人におすすめの1曲!
チャットモンチー最大の代表曲"風吹けば恋"
イントロから弾けるようなサウンドが印象的な「風吹けば恋」。
チャットモンチーのこれまでの作品の中でも、最大の代表曲といえる超人気曲です。
青春の風が吹き抜けていくようなサビの爽やかさ、甘酸っぱい恋心を清涼感たっぷりに描く歌詞が魅力のこの曲は、資生堂「SEA BREEZE」のCMソングとしても話題になりました。
ちなみにこの曲は、自主制作CDにも収録されていた、特に初期から存在する曲のひとつとなっています。
ファンの間で名高い人気の"世界が終わる夜に"
ゆったりしたテンポで憂いのある情景を歌った「世界が終わる夜に」は、チャットモンチーの中でも特に際立った名曲として、ファンの間でもよく話題に上がる曲です。
映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の主題歌にもなって、キャッチーでポップな路線の曲が多い彼女たちが新たな一面を見せた一曲として知られています。
10年以上の活動期間の中で、たくさんの名曲を残してきた3ピースガールズバンド、チャットモンチー。
特に活動初期からの作品は、彼女たちの歴史の土台を作った曲として、昔からのファンから近年彼女たちを知ったファンまで、深く親しまれています。
今回は邦楽ロックの歴史に残る名バンドとなった彼女らの、初期のおすすめ人気曲を紹介しました!
ぜひ今一度じっくり聴いて、繊細な歌詞や耳に残るメロディを体感してみてください。
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