Column コラム

”BIG MUFF(ビッグマフ)”というエフェクターが年代を超えて愛される理由

エレキギターをエレキギターたらしめる要素の中でもかなり重要なのが音を変えるエフェクターです。

そんなエフェクターの中でもギタリスト(もしくは一部のベーシスト)の中でカルト的な人気を誇るものがあります。

無骨で大きなボディが特徴的なエフェクター”BIG MUFF”です。

今回はBIG MUFFがなぜ年代を超えて多くの人々に愛されるのかその理由に迫っていきたいと思います!

BIG MUFF(ビッグマフ)とは?

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BIG MUFF(ビッグマフ)とはelectro harmonix社が開発したいわゆる歪み系エフェクターです。

歪み系の中でも特に深い歪みを得られるFUZZ(ファズ)という分類に分けられます。

 

ビートルズやローリング・ストーンズが活躍した1960年代、UKでは既にTone BenderやFuzz Faceなどの、後の世まで残る伝説的なペダルが発売されていました。

そんな中、BIG MUFFは60年代末にアメリカで産声をあげました。

BIG MUFFは無骨でウォーミーかつ、長いサステインが得られるファズとして、だんだんギタリストたちから絶大な支持を得るようになり、

現在までに数多くの種類が開発されるなど、ロングヒットのエフェクターになりました。

なぜBIG MUFF(ビッグマフ)が選ばれるのか

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それでは、何故BIG MUFF(ビッグマフ)がここまで人気があるのでしょうか?

1人でアンプに繋いでBIG MUFFを踏んだ時、その深い歪みとサステインに感動するはずです。

いかにもエレキギターを弾いている!という感じがします。

しかし、バンドサウンドの中では埋もれがちなのもまた事実です。

BIG MUFFをオンにすると、とたんにピッキングニュアンスやコード感が薄れてしまいます。

 

では、なぜ人々はBIG MUFFを使うのでしょうか???

人それぞれだと思いますが、筆者の場合は「轟音」サウンドを作るのに欠かせないからです。

爆音ではなく、轟音です。BIG MUFFの無骨な歪みがサウンドオブウォール、いわゆる音の壁を作るのに最適なのです。

他の歪みエフェクターとは違う、キメの粗い音色が人々を魅了して止まないのです。

 

筆者はシューゲイザーに属するジャンルの音楽をやっているということもあり、サステインをフルテンにしてフィードバックノイズを発生させています。

常時発振寸前の深い歪みでギターを弾くのは究極に気持ちいいですよー!もう他のペダルは使えなくなりますね!

 

他にも、BIG MUFFが優れている点として、公式からも沢山の種類が発売されている他、

数多くのMODやクローン品が出回っていることでしょう。

豊富なラインナップも魅力の1つ!

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他のペダルと比べると、BIG MUFFに豊富なラインナップです。

パッと現行のラインナップ(SoundHouse調べ)を調べるだけでも、

  • Big Muff Pi Original
  • Big Muff Pi with Tone Wicker
  • Little Big Muff Pi
  • Nano Big Muff PI
  • Bass Big Muff
  • Nano Bass Big Muff Pi
  • Deluxe Big Muff Pi
  • Germanium 4 Big Muff
  • Green Russian Big Muff

このくらいの種類がでてきます。

 

他にも、年代ごとに違うBIG MUFFが出ている他、

バンドサウンドの中で埋もれないように改造されたBIG MUFFや、

独自の設計がされたクローンのBIG MUFFが出回っています。

あまりにも数が多すぎて、正確に種類を把握できないです。

自分のギター、アンプに合わせて最適なBIG MUFFを選べるのもまた魅力の1つですね。

 

筆者のオススメはJHSのMuffulettaです。

ラムズヘッド、Pi、Triangle、Russian、シビル・ウォーの5つのスタンダードマフに加え、JHS独自のモデルのマフを切り替えることができる優れものです。

コンパクトなサイズでしかもアナログ回路でそれぞれのマフを再現したMuffulettaは一度使えば手放せなくなりますよ!

見かけたらぜひ試奏してみてください!

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BIG MUFF(ビッグマフ)はTwitterで大人気!?

ここからは筆者の感覚でマフについて語ります。

個人的に、Twitterでバンドマンやギタリストたちが機材の話をするとき、何故か一番盛り上がるのはビッグマフの話題だと感じています。

他のペダルの話は全然盛り上がらないのに、BIG MUFFの話題になると異常なくらいRTといいねが付きます。

それらの事実から、実は、BIG MUFFが1番使われているのはインディーズのバンドマンか、自宅ギタリストなんではないかと思っています。

本当にびっくりするくらい、BIG MUFFの話題は盛り上がるので、もっとマフについて知りたい方は、ぜひ、TwitterでBIG MUFFについて調べてみてください!

もはや業者?研究者?並に様々な年代のBIG MUFFを揃えている人が社員や音源をアップしているので面白いですよ!!!


ぜひ、皆さんもBIG MUFFで轟音サウンドを作って、音の壁を作ってみてください!!

今回はギタリスト界隈で異常な人気を誇るエフェクターBIG MUFFについてでした!

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