Column コラム

洋楽人気アーティストランキングTOP10

洋楽と一口に言っても、アメリカン、ブリティッシュ、ユーロ系、ヒップホップ系と数限りないくらいのジャンルがあり、それぞれに、良いミュージシャンがいて、良い曲がありますね。

その中からランキングTOP10を決めるのは、とっても難しいものです。

選んだ人の趣味が思わず出てしまうからです。

 

ここでは、2016年にこだわらず、過去から現在までも人気をキープし続けている、現役のすばらしいアーティストを追ってみました。

「ポップからメタルまで」を自分のテーマとしているので、独断と偏見でランキングとしてご紹介します!

①"Bob Dylan"

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"Bob  Dylan"が、2016年の『ノーベル文学賞』を受賞したという驚くべきニュースが、飛びこんできましたね。

"Bob  Dylan"というアーティストは歌手なのに 『ノーベル文学賞』を受賞?、という疑問が先に立ちました。

選ばれた理由として、ソングライターとしての"詩的表現"が評価されたのだといわれています。

日本国内でも"Bob  Dylan"は、洋楽の先駆者として、反戦シンガーとしても評判が高く、亡くなったJohn  Lennonと同様に、いまだに人気のあるアーティストとして有名です。

 

ノーベル文学賞を受賞した理由

スウェーデンアカデミーは、その理由として"偉大なるアメリカ音楽の伝統の中で、新たな詩的表現を生み出した功績による"(原文ママ)としています。

また、"英語圏における偉大な詩人"と"Bob  Dylan"の作詞能力を高く評価しています。

しかし、受賞したことについての賛否両論説はたくさんあり、個人個人の好みや偏見も先入観も入ってしまっているのでしょうね。

特に長年に渡って作家をしている方達は、疑問に思う人も多いのでしょう。

 

"Bob  Dylan"の名前は、その当時を知らない若者にでも有名ですね。

でも、特に1970年代からのベトナム戦争を知るお父さん、お母さん世代にとって、"自分達が言いたいこと、行動を起こしたいこと、自由でありたいこと"を詩にして代弁して歌うシンガーとして、尊敬する人に値するほど人気がありました。

国内での洋楽のアーティストを語る上でも、なくてはならない存在です。

 

初めのころの"Bob  Dylan"は、反戦フォークシンガーでした。

邦題タイトル"風に吹かれて"ですが、自由になりたい、自由への憧れのメッセージが強く表されている歌詞です。

徴兵制度があるアメリカならではの、"自由"への想いが込められています。

 

また、同じような思想を持つJohn  Lennonとのドライブ中に制作されたドキュメンタリー『Eat  The  Document』というレアな映像も残っているそうです。

 

1941年生まれということで、高齢なミュージシャンですが、現在でも、"ネバーエンディングツアー"として、年間100本以上のライブ活動を行っています。

このようなところでも、人気のあるミュージシャンと呼ばれる所以でしょう。

グラミー賞を始めとして、たくさんの受賞歴もあり、"ロックの殿堂"入りも果たしています。

反戦運動の写真家などアーティストに贈られる、ピューリッツア賞も受賞しています。

もはやミュージシャンとしてよりも、社会に影響を与えた人のランキングに載りそうですね…

 

来日公演も多く、今年も4月に来日していました。

洋楽の神様といったところでしょうか、"世代の代弁者"としての"Bob  Dylan"は、これからも活躍し人気も変わらない第一人者のアーティストと呼ばれるミュージシャンです。

 

言葉を引きずるような歌い方は、独特ですね。

②"The Rolling Stones"

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もう数十年も前に、あのイギリスで"The  Beatles"と人気を二分したバンドです。

洋楽を聞き始めたばかりの人が誰もが通る道ですね。

メンバーは70歳を既に過ぎていますが、その中で脱退も繰り返されたり、体調不良から死亡したメンバーも出ていました。

相変わらず、ミックジャガー、キースリチャード、チャーリーワッツは健在で、世界でツアーを行っているところが尊敬するスーパースターのアーティストたちです。

特にミックジャガーのスタイルが、若いころと変わらず維持されていることが素晴らしいですね。

 

"The  Beatles"が、解散という道を選んだのに対して、"The  Rolling  Stones "は、メンバーの入れ替わりはありましたが、解散することなく、現在まで活動を続けています。

それもまた、ランキングに常に載り続ける理由の1つでしょうね。

現在でもツアーは、していますが、当時のミックジャガーの声質より、音域が低くなったような気がしますね。

またリズムでも年齢に合わせたのでしょうか、スローになっていると思います。

音楽面での特徴

"The  Beatles"が、POP路線なのに対して、"The  Rolling  Stones"は、ワイルド路線を貫いています。

"The  Rolling  Stones"の音楽路線は、黒人のブルースが基本となっているのです。洋楽ロックですね。

一般的にバンドのリズム、土台となるものは、ドラムとベースが基礎となりますが、"The  Rolling  Stones"の場合は、ドラムにギターが絡んできます。

最近の話題として、アメリカ大統領選挙の候補のトランプ氏が、無断で"The  Rolling  Stones"の『You Can’t  Always Get What You Want』という曲を使用していました。

これに対して"The  Rolling  Stones"側も、激怒し中止を要請しています。

何かと話題に載せられているところも、今でも人気のある尊敬できるアーティストといっても過言ではないでしょう。

③"Metallica"

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"Metallica"は、ロサンゼルス出身の4人からなるバンドです。

結成は1981年、ジャンルはヘビィメタルに入ります。

一時は、スライヤー、アンスラックス、メガデスと"スラッシュメタルの四天王"とも呼ばれた時代もありました。

"Metallica"という名前の由来は、彼らの音質の表現として、ラテン語で金属を表す"Metallica"にしようとして決まったということです。

初期の音楽性

スラッシュメタルとハードコア的なバイオレンス溢れるスピードメタルでしたが、その後アルバム制作を重ねるうちに、ヘビィメタルへと変化していったのです。

ギターのフレーズやリフは、今までの古典的といえるハードロックとは違ってきており、カークのギターは、ストレートでエモーショナルな音となっていて、ツインギターが正反対に絡んでいるところが"Metallica"の音の特徴といえるでしょう。

洋楽、特にメタルを聞き始めたばかりの人が最初に通る人気アーティストかもしれまんせんね。メタラーの好きなバンドランキングでは常に上位な気がします。

その後の変化

その後のアルバムでは、グルーヴを意識し重視した音になり、ニューロックと呼ばれるサウンドに大きな影響を与えています。

"Metallica"の歌詞の中には、孤独・狂気・核戦争・司法制度の矛盾や表現の自由などといった社会性のある歌詞が多く使用されています。

また自分自身の内面性のことも表現されており、社会的な曲風となっているところが、ファンを惹きつけるアーティストとしての魅力なのかもしれません。

日本にもたびたび訪れてはライブを行っており、現在でも活躍しているバンドです。

④"AC/DC"

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"AC/DC"の音を聴いてみると、ボーカルの声域がハイトーンであり、まさしくメタル系の曲にとってはピッタリであることに驚きます。声も人気の理由です。

今のバンドにかなり大きな影響を与えたアーティストと言っても過言ではないでしょう。

派手なステージ演出も、ランキングに影響を与えているのでしょうね!

バンド名の由来

AC/DC"は、オーストリア出身の5人で、1973年に結成されています。

バンド名の由来は、電化製品の裏側に書かれているAC/DCということから取ったものです。

メンバーのうちのヤング兄弟が家で大音量で練習をしていることを聴いていた姉が、"掃除機のような騒音"という意味合いで名付けました。

裏話として、AC/DCは電気用語で"交流と直流の両用"という意味で、電化製品に使用されていますが、この意味を勘違いし、ゲイバーからの出演要請も多かったそうです。

 

結成は1973年に結成され、1976年メジャーデビューに至っています。

活動の中心をアメリカに移しましたが、CDのジャケットと内容は、全世界用のものとオーストラリア限定盤の2種類があります。

それだけ、母国への想いが強かったのでしょう。アメリカで活動しているから洋楽というジャンルに入れてますが、オーストラリアも音楽が熱いですよね!

メンバーの離脱と悲劇

メンバーの一人がLIVE終了後、マネージャーと殴り合いとなりバンドから離脱する事件も起こっています。

またメンバー同士の不仲説からの解雇、アルコール依存症から抜け出せないメンバーの解雇、車中での不可解な事故死も起きているという悲劇的な"AC/DC"でした。

 

その後も、メンバーの離脱や復帰が相次ぎ、そういう意味では悲劇の"AC/DC"ですが、1988年以降、嬉しいことに再ブレイクしています。

音楽的特徴

70年代末期には、パンクロックがブームになり、ハードロック系のバンドが消えていく中で、"AC/DC"は生き残ってきました。

音を変えたわけでもなく、むしろブルースを基礎とした堅実な音質の"AC/DC"は、逆に人気を上げてきたのです。

ライブでのパフォーマンスが特徴的で熱かったのです。

2010年に来日公演をしていますが、日本での洋楽のランキングとしては、欧米ほど高くはないようです。

しかし、アルバム売り上げをみると、全世界で2億枚以上ということで、人気のあるアーティストの中に入るでしょう。

⑤"Avril Lavignu"

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"Avril Lavignu"は、洋楽として日本人には人気のある女性アーティストですね。

ランキングでもいつも上位に入っています。

それは、日本人好みの彼女の容姿、スタイルも関係がありそうです。

数年前、日本でAvril旋風が吹き荒れました。

 

カナダ出身の"Avril Lavignu"は、ロック・パンク・パワーポップと多様なジャンルで活躍しています。

2002年デビューし、アルバム発売枚数は、全世界で4000万枚を超えています。

本国カナダでは、アメリカで稼いでいるアーティストのベスト7に入っているほど人気があります。

 

主にボーカルですが、他の楽器もこなしており、ギターを始め、ピアノ、ベース、さらにドラムも演奏可能です。

多くの才能を秘めた女性といえるでしょう。

小さいころは、運動が得意な活発な少女でしたが、12歳でギターを始めたことが音楽への道へと進むきっかけとなりました。

1988年、14歳の時にあるオーディションを受けて合格し、才能を見出されています。

その後16歳の時、音楽マネージャーに見出されて、2002年にデビューしています。

音楽性の特徴

アルバムからの音楽性は、ポップロックをベースとしたオルタナティブロックに入ります。

カナダ以外では、アメリカ、オーストラリア、イギリスでランキングTOP10に入り、ヨーロッパ以外でもTOP20にランキングされているほどのアーティストです。

日本でも洋楽を聞き始めた、聞きたい年頃のティーンエイジャーから絶大な人気です。

ジャンルとしては、ポップロック・パンク・オルタナティブロックに入り、理由としては、彼女が持つ反抗的なイメージと大雑把に弾きならすギターの音が影響しているようですね。

 

2011年には、来日し、音楽番組にも出演するなど活躍の場を広げています。

同じ年、北京からスタートしたワールドツアーが始まっていました。

音楽面でも私生活面でも話題が多い"Avril Lavignu"です。

⑥"Led Zeppelin"

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この曲は、日本でも"胸いっぱいの愛を"という邦題タイトルが付けられて、ランキング上位になり、”Led  Zeppelin"の代表曲の1曲となりました。

 

"Led  Zeppelin"は、イギリス出身の4人のバンドです。

リーダーのジミーペイジは、他のバンドとの関わりも多く、幅広い活動をしている今でも人気のあるアーティストです。

活動した期間は、1968~1980年ということですが、メンバーそれぞれの個性が強く、一人、一人が人気があるミュージシャンの集団といえるバンド形成でした。

"Led  Zeppelin"の造り出した音は、全世界を駆け巡りそれまでの音楽の概念というものを打ち破って新しい音楽シーンを築いたのです。

 

またライブ上での、ファッションセンスも、当時の若者に大きな影響を与えたことで、洋楽のランキングでは上位を占めました。

 

また、テレビ出演を徹底的に拒んだということでも有名なバンドであり、メディアを嫌っていました。

そのため、"Led  Zeppelin"を観る、聴くためには小さなライブハウスに行くしかなかったのです。

逆にそのことで有名となり、人気が出たことも確かですね。

伝説的快挙

当時の音楽情報誌のランキングでは、ビートルズを破り1位を獲得するほどでした。

解散してしまいましたが、それまでのアルバムセールスでは、全てのアルバムがメガセールスという記録を出しているアーティストたちです。

またツアー公演の観客動員数はトップを走っていました。

独自な音楽的が魅力

"Led  Zeppelin"は、ブリティッシュ・ハードロックと呼ばれ、ライブでの即興演奏も人気がありました。

音楽的な範囲として、ハードロックに民族的な要素も入れ、サイケデリックな音にも挑戦していました。

ボーカルのロバートプラントの声域の広さは、ズバ抜けておりこの声質なしでの"Led  Zeppelin"は、ありえないと思います。

個性的なミュージシャンとしてのジミーペイジ

リーダーでギターのジミーペイジは、ギターのテクニックの上手さとリフを作成する才能に優れ、高い評価を得ていました。

ジミーペイジの、"Led  Zeppelin"を結成する以前についての話として、エリッククラプトンやジェフベックがいた"ヤードバーズ"が前身となっていました。

エリッククラプトンやジェフベックも、洋楽では人気のあるギタリストです。

ワールドツアーもあり、1971年1972年に来日しています。

その後、ボーカルが喉の手術、交通事故でのケガ、1980年のドラムのジョンの事故死という悲劇に見舞われ、1980年予定されていたツアーも中止となり解散しています。

再結成・復活した人気アーティストの"Led Zeppelin"

一度解散した"Led  Zeppelin"ですが、その後2003年に過去の映像のDVDを発売したことから再結成が望まれ、2007年再結成後のライブが行われました。

ドラムには、ジョンボーナムの息子が参加しています。

このライブのチケットは、オークションで1枚1900万円の価格がついたということでも、その人気は衰えないアーティストといえるでしょう。

現在でもアルバムは売れ続けていることが"Led  Zeppelin"の奇跡ではないでしょうか。

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⑦"CREAM"

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"CREAM"もまたイギリス出身の洋楽ブリティッシュハードロックです。

ギターの天才ともいえるエリッククラプトン、ベースのジャックブルース、ドラムのジンジャーベイカーといったスーパーアーティストが集まった3人のバンドでした。

活動期間は、1966~1968年となっていますが、その短い間に数々の有名な楽曲を発表しています。

『Sunshine  Of  Your  Love』は、全米でランキング5位になっています。

他にも『Cross  Road』など一度聴けば、思い出すほどの有名な曲を発表しているアーティストです。

日本国内の洋楽の中では"CREAM"は人気が高いほうでした。

あちこちのライブハウスで、インディーズバンドがカバーで演奏していたほどです。

結成の複雑さ

この結成には、複雑な経緯があり、1966年エリッククラプトンは、"ヤードバーズ"と"ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ"に属していて、既に"第一級のギタリスト、天才アーティスト"と呼ばれていたのです。

その人気はすさまじいもので、1人のファンが地下鉄の壁に"クラプトンは神だ"と書くほどでした。

そんな時、クラプトンはジンジャーベイカーと出会い、二人とも今のバンドでの息詰まり感を覚えていたことも共通していました。

その後、トリオという形をつくるため、ジャックブルースをベースとして組み入れ"CREAM"が出来上がりました。

突然の解散

以前からジンジャーベイカーとジャックブルースは不仲でしたが、ツアー中に突然解散してしまったのです。

 

3人とも、実力のあるミュージシャンとしてのぶつかり合いからの不仲でしたが、

1993年に一度だけその場限りでの再結成ライブが行われています。

人気があり、実力もあるアーティストならではの、解散と再結成ライブ、もう見られないのが残念ですね。

⑧"Aerosmith"

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"Aerosmith"は、アメリカのボストン出身の5人組みロックバンドです。

ジャンルは、ハードロック、ブルースロック、ヘヴィメタル、グラムロックとなっています。

結成は1970年で、1973年にアルバム『野獣生誕』(邦題)でメジャーデビューしています。

"Dream One"、『野獣生誕』からのシングルカットです。

シングルカットされた"Dream One"は全米チャート6位まで上っており人気を得ていました。

ハードロック系のバンドの多くが、アメリカでは西海岸沿い、ヨーロッパでは、イギリスなどが中心となっていた中でのボストンという東部からの出身というアーティストは珍しいことでした。

セカンドアルバムの『飛べ!エアロスミス』は、1年以上にも渡って、全米ランキングTOP200内に入っていたことも、快挙でした。

 

日本国内では、洋楽のハードロックとしてセカンドアルバムの『飛べ!エアロスミス』がデビュー作品となっています。

全米ツアーも行い、"クィーン"、"キッス"と並ぶ3大バンドとして知名度が上がり爆発的な人気アーティストとなりました。

何度となく日本を訪れており、1993年の3度目の来日公演では、武道館で7日間も行われています。

"Aerosmith"は、何度もメンバーの入れ替わりがありましたが、今でも不定期ではありますが、全世界をライブツアーしています。

 

9枚目のアルバム『パーマネント・バケイション』からのシングルカット『Angel』は、2005年のテレビデドラマにも使用されています。

 

これまでに得た賞として、グラミー賞を4回、ビルボードミュージックアワードを4回など受賞しており、今でも人気のあるバンドといえるでしょう。

2001年には、ロックの殿堂入りをしています。

"Aerosmith"には、スティーブン・タイラーとジョー・ベリーという個性的な才能のあるアーティストがいることも要因のひとつといえるでしょう。

⑨"Motley Crue"

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"Motley Crue"は、1981年にロスアンゼルスで結成されました。

ジャンルは、ヘヴィメタル、ハードロック、グラムメタルに入ります。

4人組みで、1982年『Too  Fast  For Love』をリミックスして、この曲でメジャーデビューしました。

曲そのものより、グラムロックのような派手なメイクとレザーの衣装でも話題を呼びました。

音楽性では、ギターのザクザクといった表現のようなリフが人気を呼び、LAメタルと呼ばれるほどのアーティストとなっています。

ちなみに筆者はベースのNikki Sixxが好きすぎて、彼のシグネイチャーモデルのBlackbirdを買って、"Motley Crue"のコピーをやったものです。

 

また、"Motley Crue"のメンバーは、アルコールやドラッグにおぼれた生活をしており、他のバンドマンを乗せた車で飲酒運転をおこし、死亡させてしまいそのバンドは、事実上解散となってしまいました。

しかし、1985年に出した3枚目のアルバム『Theatre  Of Pain  』は、アルバムチャート6位を記録し、プラチナムを獲得するほどの人気がありました。

洋楽メタルバンドとしては、7月に来日しています。

 

ドラッグとアルコールにおぼれていた"Motley Crue"のメンバーでしたが、1989年には全員がドラッグを断ち、5枚目のアルバム『Dr.Feelgood』をリリース、全米1位の人気となっています。

日本国内では、このようなアルコールやドラッグ付けのバンドは表向きには歓迎できず、しかし熱心なファンの間では、ドラッグ事件とは関係なく、"音"として洋楽ではランキングしています。

その後、メンバーの病死もあって、バンドとしての低迷期に入りました。

 

2008年には、一部のメンバーが欠けてしまいましたが。ほぼオリジナルメンバーで、『Saints Of Los Angels』をリリースし、ランキングで全米4位になっています。

来日公演は、2015年が最後となっていますが、いまだに根強い人気のアーティストです。

⑩"Guns N’ Roses"

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1985年、ロスアンゼルスで結成されたハードロックのバンドです。

ジャンルとしては、ヘヴィメタルにも属します。洋楽ハードロックを語る上で欠かせない存在です。

"Guns N’ Roses"という名前の由来は、2つのそれぞれの前身バンド、"Hollywood Rose"のRoseと"L.A.Guns"のGunsを組み合わせてできたバンド名ということです。

2つのバンドのメンバーが、寄り集まってできただけに、個性がぶつかり合いメンバーの脱退などが続きました。

 

1986年にメジャーとしてデビューしています。

しかし、この時の疑似ライブ音源のものは、1万枚限定、自主レーベルで出したものでしたが、すぐに完売となったほどで、この時から人気のあった"Guns N’ Roses"です。

1987年には、本格的なレーベルと契約し、アルバムデビューを果たしています。ランキングにも載りました。

しかし、このアルバムのジャケットには、多くのクレームが寄せられて問題となっています。

 

この曲は、ハードロックというより、POPな気がしますね。

 

その後も、人気もありましたが、メンバーのドラッグやアルコール問題が続いてしまいました。

またライブ中のアクシデントも多いアーティストでした。

何かとメンバーの問題があるバンドですが、売り上げでは全米で4200万枚、全世界では1億枚以上という記録を達成し、2012年に"ロックの殿堂"入りを果たしていました。

音楽性

メンバーがアメリカ西海岸に集中していることから、LAメタルに入り、レッドホットチリペッパーズとも親交があったようです。

1991年の『ユーズ・ユア・イルージュン』では、ストリングスを入れるなど音楽性に幅が広がってきました。

2012年には、来日公演をしています。

 

たくさんの問題を抱えているアーティストとしてのメンバーが集まっている"Guns N’ Roses"ですが、解散することもないようです。

これからも自分たちの目指す"音楽性"を求めて、活躍して欲しいと思います!


洋楽人気アーティストランキングTOP10と銘打って、独断と偏見で選んだので、賛否両論あるだろうと思います。

あくまでも、筆者の好みで選んでいるので、この記事が名曲、名盤と出会うきっかけになれば嬉しいです。

最近の日本の音楽だけではなくて、たまには昔の音楽や海外の音楽にも触れてみてください。

あなたの音楽ライフが充実することを願っています!

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