Back Numberのライブおすすめ定番曲!
Mr.Childrenやスピッツのような国民的”歌モノ”バンドになれるとすら評され、若い世代を中心に絶大な人気を誇る3ピースバンド、Back Number(バクナン)。
恋愛をテーマにした共感しやすく、分かりやすい歌詞をキャッチーなメロディにのせて、多くの人々の気持ちを代弁して歌う彼らは、感情がダイレクトに伝わる”生”でこそ真価を発揮するバンドだとも言えるでしょう!
今回は彼らのライブで良く演奏されるおすすめの定番曲をまとめました。
既にバクナンのlive行ったことある人は思い出して余韻に浸ってください!行ったことない人はこれさえ抑えておけば大丈夫ですよ!
Back Numberはなぜ人気なのか
唐突ですが、「世界を壊したい」と歌う人、「君に会いたい」と歌う人、どちらが大衆に受け入れられると思いますか?
当たり前ですが、もちろん「君に会いたい」と歌う人の方が世間一般から受け入れられやすいですよね!西野◯ナのライブでは、そんな曲を女の子はうっとり顔で聴いています。
前者は現状に不満を持っていて、色々と負の感情を拗らせて、ヤケクソになっている人にはウケそうです。確かに、リーマンショック後の不景気ムードが漂っている頃はこのような音楽も多く出回りましたけど。
そんな世の中で、多くの人から音楽を通じて「共感」を集めることに成功したのがBack Numberです。
普遍的な歌詞が共感を集める
よっぽど音楽が好きな人以外、世の中の大多数の人は、聞きやすく分かりやすい歌を求めているのが現状です。LiveConG<ライブコング>の読者はほとんどがよっぽど音楽が好きな人に分類されると思いますが。
Back Numberの作詞作曲を行っている清水 依与吏(しみず いより、Gt.Vo)。
彼がバンドを始めたきっかけは、”当時付き合っていた女性を、バンドマンに取られたから”という、なんかどこかで聞いたことあるような話です。
そして「もう自分は型落ちになってしまった…」という想いを抱いたことで、Back Number(型落ち)というバンド名になりました。
きっかけがきっかけだけに、恋愛の曲が多く、そこに登場するのは”The 草食系男子”と言っても過言ではないくらいの、リアルでどこにでもいそうな男の恋愛模様。
「あの子の結婚式に乱入して奪い去ってやる!!!」的なカッコいい男は登場せず、元カノが結婚した話を聞いてちょっと後悔したり思い出したりするような草食系男子が彼らの歌には多く登場します。
分かりやすく、誰もが共感しやすいそんな歌がライブでは定番曲として歌われているんです!
アンコール定番曲”そのドレスちょっと待った”
2010年にリリースされたBack Numberの1st Album”あとのまつり”6曲目収録。
先程話した”元カノが結婚した話を聞いたときの気持ち”を歌っている歌ですね!ライブでもかなり盛り上がります。
Gt.Voの清水は伝えたいことは全て歌の中にあるというほど、実直で愚直で率直な歌詞です。
「そのドレスちょっと待った!」なんてことをやってのける勇気がある人なんてドラマの中でしか見たことないですよね。
君と僕の人生という道がもう二度と交わらない事をお喜び申し上げます
祝福しているのか、捻くれているのか、悔やんでいるのか分からない、人間臭い歌詞が印象的ですね!
最近のツアーではアンコール最後に毎回歌われています。
本編最後、アンコール前に2曲続けて演奏する、恋愛のことを歌った定番曲があります!
定番の流れ”高嶺の花子さん”→”スーパースターになったら”
2016年の”ミラーボールとシャンデリア”ツアーでは、本編の最後にほぼ必ず高嶺の花子さんを歌って、スーパースターになったらで一旦締めるのが定番になっています。
高嶺の花子さん
Back Numberメジャー3rdAlbum”ラブストーリー”6曲目収録。
高嶺の花子さんはBack Numberの歌でもかなりの人気です!youtubeではショートバージョンのMVにも関わらず、約19,000,000回近く再生されています。桁が違う!ライブでの盛り上がり方も凄いですよね!
切ないストリングスから入り、付点8分ディレイのリフで空間を演出、全音符で高音を奏でるベース、4つ打ちのドラム、キャッチーなメロディ。正直、ここまでかというくらい売れる音楽的要素を詰め込んでいるようです。
そして、やっぱりここでも普遍的で女々しく、なんとなく少しダサい男が歌詞に登場します。
会いたいんだ 今すぐその角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが 違くたって 偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものに なるわけないか
一度聞いたら耳に残って何度でも聞きたくなるスルメのようなサビのメロディーで歌っている歌詞は、こんなにも草食系男子の本音なんです。
冒頭で「世界を壊したい」と歌うより、「君に会いたい」と歌う方が大衆に受け入れられやすいという話をしましたが、まさにその通りの歌詞です。
高嶺の花子さんというタイトルにセンスを感じますよね~!そのドレスちょっと待ったと同じく、人間的な臭さに共感しちゃいます!
ライブではこんな片想いの歌から…やっぱり失恋の歌に続いちゃうんです(笑)
スーパースターになったら
Back Numberメジャー1stAlbum”スーパースター”2曲目収録。
高嶺の花子さんで片想いの気持ちを歌っているかと思えば、それに続く最後の曲は、スーパースターになって、振られた元カノにもう一度振り向いて貰いたいという内容です。
これだけ人気を集めたBack Numberが、ライブのラストで”スーパースターになったら”を演奏していたら妙な説得力がありますね !間違いなく、スーパースターになったと言えるだけの実績と人気です。
スーパースターになったら迎えに行くよきっと
僕を待ってなんていなくたって 迷惑だと言われても
スーパースターになって男らしくなった新しい僕で 迎えに行くから
今、清水依与吏が元カノを迎えに行ったら、迷惑どころか二つ返事で泣いて喜ばれますね。
この曲が収録されたアルバムはちょうどメジャーになってから1枚目のアルバムで、将来スーパースターになりたいという想いを込めて書かれたのだろうと思います。
君がどこの街に住んでいても
遠くからでもよく見えるような光に
こんな、ストレートな分かりやすい言葉が彼らの1番の魅力だと思います。
ライブ本編の最後にこんな曲を演奏されたら心にグッと刺さりますね!
王道の歌モノロックバンドとして、人気を集めるBack Number。そんな彼らのライブでは、分かりやすく普遍的な恋愛模様を歌った歌が定番になっています!
会場ではダイブやモッシュ、サークルなどは起こらないこともあって、あまり慣れていない女の子でもじっくりと音楽を楽しめるのもまた、人気の秘訣です!
音楽の良さをダイレクトに味わえるライブでこの3曲をぜひ堪能してみてください!
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