音楽の編集が出来るフリーソフトの中でおすすめのソフトについて

CDなどに入っている曲を「カラオケ練習用に歌だけ小さくしたい」「サビの部分だけ着うたにしたい」「動画を作るのに曲を加工したい」という風に思ったことはありませんか？

そんな、一歩進んだ音楽の楽しみ方をしたい方々のための編集ソフトがあります。

しかし、音楽編集ソフトは高価なものも多く、操作も難しそうで、簡単に手が出せないという方も多いのではないでしょうか？ でも世の中には無料で使えて操作も簡単なフリーソフトがあるんですよ！

そこで今回は、フリーのソフトの中からおすすめしたいものをご紹介します。

「Audacity」は、数ある音楽編集フリーソフトの中でも定番中の定番として知られています。

ファイルの部分的なカット、結合、複数ファイルの合成、エフェクト（音声を加工する効果）を掛けるなど、音楽編集ソフトにおける基本的な機能がほとんど用意されています。また、マイクを使って声の録音も可能です。

その他の特徴としては、

• Windows、Mac、Linuxに対応。
• 豊富なエフェクトが用意されている他、「VST」「Nyquist」「VAMP」などのプラグイン（外部エフェクト）を追加することが出来るため、かなり凝った音作りが可能。
• 動作が軽く、ストレスが少なく作業出来る。

など、操作が苦手な初心者からこだわり派の上級者まで、幅広くクオリティーの高い編集作業ができます。

また「歌ってみた」系の動画を作る際の歌の収録・編集にも適しているので、音楽を発信する人にもオススメできるソフトです！

「好きな曲をカラオケで歌いたい！」そう思って自宅で練習しようにも、CDにはカラオケバージョンが入っていないことも多いです。かといって一人カラオケで練習しに行くのはお金がかかる・・・。

「ボーカルリデューサー：ねおん」はそんな方にうってつけのおすすめソフトです。

このソフトは、音楽ファイルの右チャンネルと左チャンネルの内容を分析し、その中でソフトが「これはボーカルだ」と認識した音をリデュース（抑え込み）して「疑似カラオケ」を作ることが出来るユニークなものです。

また、ボーカル部分を抽出する「逆モード」やキーやテンポの変更も可能なので、アイディア次第で様々な楽しみ方が出来そうです。

録音状態によってはうまくリデュース出来ないこともあるので注意が必要ですが、あくまで練習用の音源を作るのには持ってこいのソフトでしょう。

今回は2つのおすすめ音楽編集ソフトをご紹介しました。

フリーソフトとはいえ、音質や操作性共に実用的で、有料版顔負けの機能が使えるのは嬉しい限りですよね。

幅広い機能を網羅したもの、一つの機能に特化したものなど、目的や用途によって適したソフトは変わってきます。なので、選ぶ際にコストを気にせず色々試せるのがフリーソフトの強みでもあります。

是非、楽しみ方に応じたソフトを探してみてください。

ちなみに、中には商用利用が出来ないソフトもあるのでご注意を！