日本のメジャーレーベル一覧
若手インディーズバンドにとって、メジャーデビューはあこがれですよね。
では、日本のメジャーレーベルにはどういったところがあるのか、ご存知でしょうか?レーベルによって特徴も色々とあるんです。
今回は代表的なものを一覧でご紹介したいと思います!
メジャーレーベルの定義とは?
メジャーレーベルの定義は様々です。レコード協会に所属しているとか、資本が大きいとか、色々な考え方があります。
この定義は非常に曖昧ではありますが、やはり誰もが知っている「大手」であることが、一番わかりやすい考え方です。自動車業界で言うところのTOYOTA、NISSAN、HONDA、といったところでしょうか。
それぞれ純粋な日本企業であったり、外資であったり、その形態によって、売り出し方や可能性も変わってくるかもしれません。
以下は音楽業界における、いわゆる「大手」と呼ばれるレーベルの一覧です。全ては挙げきれていませんが、まず間違いなく、代表的なところは網羅しているかと思います。
日本の代表的なメジャーレーベル一覧
メジャーレーベルには色々な系列があります。
たとえば、メディア事業を主としていながら音楽事業をやっていたりとか、日本に会社があるけれども親会社が海外にある外資系とか、また電機メーカー系列などもあります。代表的なものを一覧で一つずつご紹介していきます!
エンテーテインメント事業に特化した日本独自のレーベル
超有名なメジャーレーベル「エイベックス」
倖田來未、大塚愛、Every Little Thing、EXILEなどでおなじみのエイベックスグループ。
独自資本で音楽を中心に、幅広い事業を運営しているメジャーレーベルです。音楽をする人であってもそうでない人でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
かつて、TRFはじめ、小室哲也ファミリーの台頭で一気に成長した一大エンターテインメント企業です。
現在は音楽だけでなく、多くのタレントを抱え、マネジメント事業も積極的に展開しています。
海外企業の傘下にあるレーベル
外資系最大手のレーベル「ユニバーサル ミュージック」
アメリカに本拠地がある大手音楽レーベルですが、親会社はなんとフランスのメディア系企業です。
ユニバーサルミュージックグループはジャンル毎に様々なレーベルを持っており、超大物アーティストが多数所属しています。
これまでドリカム、 Perfume、福山雅治、椎名林檎など、数え切れない程のBigアーティストが関わっています。
外資ではありますが、間違いなく日本の音楽市場に大きな影響を与えているメジャーレーベルと言えるでしょう。
独自の色を持つ「ワーナーミュージック・ジャパン」
こちらもアメリカに本社がある外資系レーベルになります。
絢香、きゃりーぱみゅぱみゅ、PUFFY、RIP SLYME、山下達郎など、そうそうたるアーティストと関わっています。
社員を膨大に抱える巨大組織、というわけではなく、実は結構こじんまりした組織です。
しかしながらその経営戦略は素晴らしく、アーティストの発掘や育成、またそのプロモーションまで、本当によく考えられている魅力的なメジャーレーベルです。
日本が誇る電機メーカーが所有するレーベル
SONYの音楽部門である「ソニー・ミュージックエンタテインメント」
西野カナ、平井堅、スキマスイッチなどが同系列のレーベルからCDを出しています。
アーティストや楽曲のタイプが、少し日本人好みであるような感じがするのは気のせいでしょうか。
SONYだけにハイレゾ録音対応の音楽関連機器とアーティストのコラボなども積極的に行っており、自社商品もうまく関連付けながら売り出しています。
巨大資本だけに、国内外問わず、その影響力もはかり知れません。
さて、上に一覧で挙げたメジャーレーベルは日本の4大レーベルと言っても過言ではありません。
このいずれかからCDを出したとなれば、間違いなくそのアーティストは「メジャー」と呼ばれることでしょう。
しかし今は、巨大資本であろうが、実績があろうが、100%売れるアーティストを創出できない時代です。
あえて小さなインディーズレーベルに注目しようとする若者もたくさんいるくらいです。
音楽市場の将来はますます混沌としそうですが、依然として上記一覧で紹介したメジャーレーベルが日本の音楽業界を牽引していることに変わりありません。
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