メジャーレーベルのオーディション内容について
メジャーレーベルでは随時新人アーティスト発掘のためのオーディションを実施しています。
募集しているところはたくさんありますが、一つに絞らずどんどん送っていきましょう。
今回はどういった審査が行われるか、内容を少しだけご紹介します。
メジャーレーベルでは、オーディションからファンがつく?
レーベルによって様々ですが、最近のメジャーレーベルのオーディションは、単なる内部審査だけではなく、それ自体を外部に注目してもらうように持っていく、というものが多いです。
たとえば、HPなどで勝ち上がっていくバンドの情報を公開してファン投票を行ったり、グランプリをとったグループに大きなフェスに参加させ、審査の過程でつかんだファンを募ったり、といったようなことが行われています。
もちろんそこまでいくために、地道な内部審査は存在しますが。
オーディションに必要なものは?
アーティストは所定のページから、申し込みを行う必要があります。
応募に必要な資料は、だいたいが「自己PRなどの書類」、「写真」、「音源データ」の3点セットです。
どのメジャーレーベルのオーディションもほとんどこの3点セットがまずは必要になるので、常に準備しておいたほうがいいかもしれませんね。
「音源データ」は最新のものに置き換わる頻度が高くなるかもしれませんが、「写真」についてもできるだけよく写っているものにアップデートしていったほうがいいかもしれません。まずは最初の書類審査で落ちてしまったら元も子もないですもんね。
書類審査通過後は?
書類審査に受かったら、必ず会社に行って、実際にパフォーマンスをする機会が与えられるはずです。よって、応募する段階から、しっかりと準備しておく必要があります。
ここまではだいたいのレーベルが一緒の流れですが、ここからはレーベルによって、またタイミングによって千差万別です。
たとえば、カメラに向かってPRをしたり、ファンを募るための活動をしたり、新人グループだけを集めたメジャーレーベル主催のライブに参加したり、といったようなことです。
メジャーレーベルのオーディションは、現在とても効率良く仕組みが整えられています。
今の音楽市場はとても厳しく、企業側としては、かつてのように審査して、才能ある若者を見つけ、ゆっくり育てていく、といったような余裕はありません。合格したアーティストにはその時点から自社の商品として、働いてもらいたいというのが本音だと思います。
なので、アーティスト側としても、オーディションに合格して育ててもらおう、といった感覚ではなく、即戦力として活躍してやる、くらいの覚悟を持つ必要があるかと思います。またその覚悟はきっと審査員にも伝わりますし、そのやる気こそがメジャーレーベルが望む大きな才能の一つだと思います。
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